留学帰国生に聞く「ランチタイムイベント」、同「拡大版」が盛況

 留学を希望する学生が留学から帰国した学生の体験を聞く催しが昼休みの「ランチタイムイベント」、放課後の同「拡大版」と題して行われており、盛況です。国際交流部の学生アシスタントの主催で11月から始まり、12月下旬までの2カ月間で計10回開催されます。

▲スペインへの留学体験を話す外国語学部スペイン語学科3年三海紗也加さん
 

 ランチタイムイベントは毎週月曜午後030分~同1時、拡大版は水曜午後630分~同730分の開催。
 

 1213日の拡大版イベントは「スペイン語圏留学帰国生ウイーク」としてICCの教室で行われ、外国語学部スペイン語学科3年の三海紗也加さんがスペイン・オビエド大学に留学した体験をもとにプレゼンテーションをしました。これから留学を目指す学生と帰国生合わせて約25人が参加しました。

▲三海さんの話に耳を傾ける学生たち
 

 三海さんは留学前にしておけばよかったこととして、「日本ついて聞かれて答えられなかったこともあり、日本のことをもっと勉強しておけばよかった」と話しました。留学中は、ホームステイ先の家族とできるだけ接触するようにし、友人たちに積極的に話しかけることで、勉強の疑問解決にもつながったなどと紹介し、「相手にはっきり気持ちを伝える積極性と異文化を理解する姿勢が大切」と指摘しました。
 

 そのうえで、三海さんは「私の留学観」として、「目標を持ち、積極的に相手や文化を知ろうとするかどうかが重要。(ホストファミリーに溶け込み)第2の家をつくってほしい」と呼びかけました。

▲留学について語り合う帰国生と学生
 

 続いて、帰国生10人を交え座談会に移りました。留学を目指す学生が「スペインとメキシコのスペイン語は違うと聞いた」と質問すると、帰国生から「まったく違う。スペイン人からスペイン語を学び、メキシコに行ったら全然分からなかった」「行ったらすぐ慣れると思う。気にしなくていい」などの回答が出ていました。この後のイベントの日程は、1218日午後030分からランチタイムイベント、1220日午後630分から拡大版が行われる予定。

一覧を見る