市立ひらかた病院と関西外大の合同イベント 立ち見が出る盛り上がり

 市立ひらかた病院と関西外国語大学の合同イベント「ひらホスNew Year」が1月14日、同病院で開かれました。会場となった講堂には病院周辺の市民の方々、入院中の患者さんなど多くの人が訪れ、学生の演奏や余興に大きな拍手を送っていました。

 

 「病院のイメージアップを考えてほしい」―。この日は、病院スタッフと外大生がスクラムを組み、企画したイベントです。まず市内で活動する「ひらかたチンドン」が賑やかに、枚方市のキャラクター「ひこぼしくん」らを伴って入場。イベントが幕開けしました。続いて第1部は「ELP Kengoさん」がエレクトーン演奏を熱演。外大の音楽系クラブ「関西外大ギター部」「関西外大混声合唱団・ラベリテ」がそれぞれ3曲披露。アンコールもいただき、大きな拍手が起こっていました。
 

   

 

▲(写真は左上から時計回りに)①オープニングは賑やかに「ひらかたチンドン」の入場から ②トップバッターは「ELP Kengoさん」のエレクトーン演奏 ③続いて「関西外大ギター部」の3組が演奏 ④イベントは外国語学部4年の塩川瑞喜さんと病院職員・山本浩司さんの絶妙の司会で進行しました

 

 

▲「関西外大混声合唱団・ラベリテ」の歌声に車イスで訪れた患者さんたちも聞き入っていました

 

 第2部は、病院職員さんの登場です。2015年から3年連続でM1グランプリに挑戦しているコンビ「ヘグリン」による漫才です。同病院管理栄養士の餅康樹さんと中学校の同級生の掛け合いに、会場は笑いに包まれていました。続く「腹話術師ハタさん」は全日本あすなろ腹話術協会に所属する本格派で、マジックをやりながら腹話術も聞かせる巧みな演技で会場を沸かせていました。第3部はビンゴ大会で盛り上がり、電化製品やゲーム機など豪華景品を狙って、ビンゴが出るたびに歓声が起こっていました。

 

 

▲最も盛り上がったビンゴ大会。キャラクターの「ひこぼしくん」たちも景品を手渡すお手伝い

 

 イベントの幕間に、病院側から学生に提示されていた「看護師の職階」を患者さんの目にも分かりやすく示す「看護師バッジ・ボタン」が発表され、今春から実際に看護師さんが身に付けて勤務する予定です。3時間近いイベントを終え、市立ひらかた病院スタッフ、関西外大生ともに達成感を讃え合っていました。

 

 

▲イベントを終え、達成感で満面笑みの市立ひらかた病院、関西外大両スタッフのみなさん

一覧を見る