就職活動の強い味方 仕事で使えるビジネススペイン語を学ぶ

 スペイン語を就職活動に役立つビジネスの基礎知識につなげることを目的として、「ビジネススペイン語の基礎講座」が1月30日、ICCの教室で開催されました。講師は有限会社インタースペイン代表取締役で慶応大、上智大で講師を務める高木和子氏。スペイン語学科の1~3年生が受講しました。

 
 

▲「間違うことを恐れないで」と学生にアドバイスする高木先生

 

前半は「普段着のスペイン語を仕事で使えるスペイン語に着替えよう!」をテーマに、ビジネスの場面でのメールの書き方や電話応対の基本を学びました。次に、ホテルの受付係と客という設定で電話のロールプレイを行い、フォーマルな定型表現を使って、相手に所属、時間、場所、目的などの情報をきちんと伝えることの大切さを体験しました。

 

後半のテーマは、「日本をスペイン語で売り込もう!」。日本の商品をどのように説明し、その魅力をどのように伝えるかを学びました。その後、各自が老舗の風呂敷ブランドの海外顧客担当という設定で、風呂敷の魅力を教室のホワイトボードに書き込み、その前でプレゼンテーションを行いました。

 

スペイン語圏の国々からも観光客が急増している現在、日本の商品の魅力について、顧客のメリットも考えながらスペイン語で伝えることを学んだことは、今回の講座の大きな収穫でした。
                                 (外国語学部教授 和佐敦子)

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