駅伝部員が枚方市立の小学校3校で授業支援

 女子駅伝部が枚方市の小学校3校(山田小、中宮小、明倫小)で1月下旬から2月中旬にかけて体育の授業で児童たちに走り方の指導を行っています。この取り組みは、2016年から地域貢献の一環として始まり今年で3年目を迎えました。市教育委員会の「枚方市立小中学校『まなびング』サポート事業」の「まなびングサポーター」としての学習支援を兼ねています。

▶山田小で授業支援を行う女子駅伝部員9

  29日、山田小学校では3回目の走り方の指導が行われました。部員の飯田優月さん、太田梨菜さん、箕浦由菜さん、西松美樹さん(いずれも英語国際学部1年)、伊藤早紀さん、加藤遥香さん(同2年)、髙山育実さん、武田桃香さん、冨士原きらりさん(同3年)の9人が5年生のクラスで授業支援を行いました。

 

▶走り方の指導をする部員

1グループ2~3人で9グループに分かれ、日頃、部員が行っている練習内容を小学生向けにアレンジし走るうえで必要になる肩甲骨の動かし方、股関節の使い方などを指導していました。

 

▶児童と走る加藤遥香さん(左)冨士原きらりさん

その後、部員と児童は10分間グラウンドを走りました。部員は、「前を向いて、手をふって」「顎を引いて」などとアドバイスをしていました。


▶児童の質問に答える太田梨菜さん

部員の太田梨菜さん(英語国際学部1年)は、「3回の授業を通し、児童たちからパワーをもらった。学生生活の中で年代の違う人との関わりは貴重。良い経験ができて良かった」とほくほく顔になっていました。

授業を受けた児童は、「腕の振り方や、足の上げ方、息の使い方など、とてもわかりやすく教えていただきました。そのおかげで走ることが好きになりました」「とても楽しかったです。フォームが良いと言ってもらって、うれしかったです」と笑顔で話していました。

​山田小の麻生校長は、「駅伝選手から走り方を教えてもらうのは児童たちにとって良い機会。今回、指導を受けた5年生、6年生はマラソン朝会でも一所懸命走っている。これからも本取組みを続けていきたい」と話していました。

一覧を見る