御殿山キャンパス・グローバルタウンで初の消防訓練

 開学を1カ月後に控えた御殿山キャンパス・グローバルタウンで3月1日、火災発生を想定した初めての消防訓練が行われました。谷本榮子理事長らが見守る中、参加した職員らは、真剣な表情で訓練に臨み「火災は絶対に起こさない」と誓っていました。

 

   

▲初期消火班が火元をめがけて消火器を噴射するも消火せず㊧、警備班が消防署に通報㊨

 

訓練は、学生が居住する「Global Commons -YUI-」の3階から出火したとの想定で、初期消火班が消火器を噴射。しかし消火には至らず、警備班が消防署に通報。はしご車や救助車、救急車など5台が駆けつけ、消火活動を開始しました。3階と屋上に3人が取り残され、はしご車が屋上から1人を救出。3階の2人も助け出されました。消防署員が拡声器で「もう少しだ。がんばれよ」と声をかけるなか消火、救出活動が展開されました。

 

 

▲はしご車が屋上に取り残された1人を救出㊧ 屋上からの降下訓練も実施㊨

 

訓練を見学した谷本榮子理事長は、参加した枚方寝屋川消防組合35人、教職員45人を前に「キャンパスの資材には不燃性のものを多く採用しております。また、キャンパスには留学生など700人の学生が居住します。消防の方々には留学生にも防火意識を高めるご指導をいただきたい」と訓練の感想を話しました。枚方消防署の森本祐司署長は「強風の中で緊迫した訓練となりましたが、充実した訓練が出来ました。今後も防火管理に努めてください」と訓練を講評しました。

 

 

▲訓練の感想を話す谷本榮子理事長㊧ 訓練を講評する枚方消防署の森本祐司署長㊨

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