JAL、ANAグループ 学内で航空業界説明会

航空業界の学内説明会が3月1314の両日、中宮キャンパスで行われました。全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)両社や同関連会社の採用担当者らが本学を訪れ、客室乗務員(CA)、グランドスタッフ(GS)等の具体的な業務の内容や採用予定などを説明しました。全日本空輸、日本航空の単独説明会は、それぞれ約300人のリクルートスーツに身を包んだ学生で大教室が満員となりました。

▲航空業界の説明会に臨む学生で埋まった大教室


13日、ANAグループで参加したのは、全日本空輸、ANAウイングス、ANAエアポートサービス、ANA大阪空港、ANA関西空港、ANA中部空港、ANA成田エアポートサービス、ANA福岡空港、ANAテレマート、Peach Aviationの計10社。午前中にはANAの単独説明会が大教室で、午後は関連9社が7号館の各教室に分かれて説明会を行いました。
 ANA大阪空港では、外国語学部英米語学科を2015年に卒業し、旅客サービス部に所属する吉福茜さんが、自身の体験を込めて、「大阪空港は思っていたよりずっと、成田経由などで海外便に搭乗されるお客様が多く、国籍を問わずお話しする機会があります」などと入社後の仕事の印象を述べました。

 

▲本学OGANA大阪空港の吉福茜さん

 

国内線で小型機を運航するANAウイングスでは、客室部でCA採用担当の角田正博氏が、会社の概要や航空業界を解説。CAの仕事は近年、従来の「サービス」のほかに「保安」や「マーケティング」の比重が増しているとしたうえで、「マーケティングとは、CAANAのファンを増やすことだと思ってください」とわかりやすく説明しました。

 

ANAウイングスの説明会

 

14日はJALグループ。参加したのは、日本航空、JALスカイ大阪、ジェイエアの3社。1号館の大教室で単独説明会を行った日本航空は、人事部採用グループ所属で、チーフCAの三好恵子さん、リードCAの平岡知紗さん、CAの堀文乃さんがトリオで会社説明。「自社養成パイロットも、17年度は全体の1割が女性だったと聞いています」と披露すると、身を乗り出す女子学生も。CAの仕事のコツとして「お客様との絆を作ることを心掛けています」などと経験を基にした例を話していました。

 

▲説明会でCAの仕事を話す、JALの三好さん、平岡さん、堀さん(左から)

 

午後からは7号館に場所を移して、JALスカイ大阪、ジェイエアの説明会が行われました。2社に分かれた2つの教室は、出席希望者があふれたため、急きょ、2回開催の予定を3回に増やして行われました。
 大阪空港を拠点に旅客サービスやオペレーション業務を行うJALスカイ大阪では、空港オペレーション部の岩倉永伊子さんが、立って聞く学生も多かった会場教室で、空港で顧客と最初に触れ合う仕事であるGSの責任とやりがいについて分かりやすく説明しました。

 

▲立って聞く学生も多くいたJALスカイ大阪の説明会場

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