3762人が関西外大生に 2018年度入学式

 2018年度の大学院、大学、短期大学部の入学式が42日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で3回に分けて行われ、3762人が関西外大生の仲間入りをしました。日差しに汗ばむほどの陽気で桜も満開になるなか、新入生たちの輝く表情がキャンパスに満ちました。

 
入学式に出席した新入生


 新入生は、大学院博士前期課程13人、同後期課程2人、英語キャリア学部140人(英語キャリア学科112人、同学科小学校教員コース28人)、外国語学部1441人(英米語学科1187人、スペイン語学科254人)、英語国際学部714人、3年次編入学496人(外国語学部英米語学科362人、同スペイン語学科33人、英語国際学部101人)、短期大学部956人。
 式典は、午前9時半から大学院、英語キャリア学部、英語国際学部、外国語学部・英語国際学部の3年次編入学、正午から外国語学部、午後2時半から短期大学部の順に行われました。各式は、FBS放送局の司会で進められ、混声合唱団ラベリテが、吹奏楽部の演奏で学歌を斉唱してスタートしました。


▲学歌斉唱でスタートした入学式
 

 入学式では英語キャリア学部英語キャリア学科の藤原明日人君ら入学生代表10人が「人格の向上と学業の研鑽に努め、本学の品位を高め、責務を果たすことを誓います」と誓詞を読み上げました。これに対し、在学生代表の9人が英語や中国語、スペイン語で、外国からの留学生が日本語などで「歓迎のことば」を贈りました。

▲誓いの言葉を読み上げ、入学許可を受ける藤原明日人君ら

 大学院・大学の式典では、谷本義高大学学長が告辞で、まず、「新たに御殿山キャンパス・グローバルタウンが開学した節目の年に、新たな歴史を築く皆さんを本学に迎え、期待でいっぱいです」と歓迎の言葉を述べました。そして「常に目的意識を持ち、自律して主体的に学び続ける」ことを大学における学生の使命として挙げました。その上で、「本学が考えるグローバル人材とは、高度な語学力を有し、異なる国や文化、価値観への洞察力と寛容さを持ち、客観的論理的思考力を身に付け、コミュニケーション、ネゴシエーション、ファシリテーションの力を培った人材です」と述べました。


▲大学生活の心得を述べる谷本義高学長


▲告辞を述べる谷本榮子理事長・短大学長

 短期大学部の式典では、谷本榮子理事長・短大学長が、「本学の原点である短大で学ぶことに自信と誇りを持ってほしい」と話したうえで、「勇気と情熱と志を持って、自分の世界を切り拓いてください。短大はファーストステージと位置づけています。短大で学んだ後、内外の大学に編入するのか、社会に出ていくのか、そのセカンドステージを自分で見定めねばなりません」と話しました。


一覧を見る