「ボランティア活動の課題とあり方」テーマに優勝 短大部でプレゼン大会

 「チームとして働く力」の育成とプレゼンテーション能力の向上をめざす、短期大学部2年生の専門必修科目「KGCベーシックスC」。学生たち自らが選んだ課題に対して提案するプレゼンテーション大会決勝戦が6月27日、谷本記念講堂で開かれ「ボランティア活動のこれから~未来の発展のために~」をテーマにしたチームが優勝しました。

 

▲みごと優勝を果たした「ボランティア活動のこれから…」チーム

 

 授業は、短大部各チームが取り組んできた課題を他のクラスの学生を前に発表することで、他者との違いを発見し、新たな取り組みのきっかけにすることを目的としています。プレゼンは、6月1320の両日、予選が行われ、4チームが決勝に臨みました。4チームのテーマは▷2020年以降を見据えた英語教育改革(H2クラス)▷Passive Smoking:受動喫煙について(M1)▷ボランティア活動のこれから~未来の発展のために~(D2)▷オリンピックのたばこ問題(B2F1)。

 

▲2位の「オリンピックのたばこ問題」チーム

 

 5教員による審査の結果、優勝は「ボランティア活動…」チーム。「大災害を契機にボランティア活動が盛んになってきたが、米国では日常的に活動が行われている。今後もボランティア活動を継続していくための課題として ①若者にボランティアへの興味を持ってもらう ②大災害時以外にも目を向ける ③目に見えるボランティアのメリットを増やすこと」―などを提案しています。2位は「オリンピックのたばこ問題」チーム。「全面禁煙をベースにエリア分煙、時間帯分煙、喫煙室の設置。重大な違反者には罰金を科す」ことを提案。3位は「2020年以降を見据えた英語教育改革(早期英語教科化への提言)」と「Passive Smoking(どうすれば受動喫煙を免れることができるかの提案)」。各チームには、谷本榮子理事長(短大部学長)から賞状と副賞が贈られました。

 

 

▲3位の「英語教育改革」チーム㊧と同じく3位の「Passive Smoking」チームはいきなりコントから始まった

 

 谷本理事長は「素晴らしい提案内容とプレゼンテーション能力に感銘を受けました。これから社会に出ても必ず何かの発表をする機会があります。学生の間にいろんな体験をして視野を広げ、自分の意見が言えるようにしてください。プレゼンを重ねることで、みなさんの成長につながると思います」と講評しました。

 

▲プレゼン大会の表彰式を終え、谷本榮子理事長と写真に納まる出場者

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