「GLOBAL COMMONS 結 –YUI-」を体験 高校1年生5人が宿泊して英語でコミュニケーション

 海外からの留学生と外大生がともに暮らし、学びあう「GLOBAL COMMONS –YUI-」を、実地に体験しようと1020日、浪速高等学校(大阪市住吉区)1年生の男子4人、女子1人の生徒計5人が「結」に仮入居しました。このイベントは、「結」で実際に宿泊したり、英語でのディスカッションや発表を行うことで、本物の異文化や多様性に触れて理解し、コミュニケーション力を向上させることが目的です。
 わからないことがあれば手助けしてくれる外大生のRA(レジデント・アシスタント)の存在や、世界各国からの外国人留学生との交流を通して、高校生たちがさまざまなことをたくさん学んでくれることを目指しました。英語で話す必要があるため、体験入居の希望者は英検準2級程度の英語力を持つことが参加の条件です。
 当日はまず、自己紹介。「結」の担当者から「せっかくの機会なので、1泊2日の間はすべて英語で会話しましょう」と提案があり、高校生たちの自己紹介も英語で行いました。

▲高校生たちは、自己紹介も英語で行いました


 その後、「結」やキャンパスの主要施設を見学。「結」の見学では、各自に割り当てられた個室の設備に目を丸くしたり、リビングやキッチンの機能的で洗練されたデザインにわくわくが止まらない様子でした。

▲「結」に入居する学生が自炊するためのキッチン


▲パソコンルーム

 午後にはアクティビティとして「英語でプレゼンテーションをしてみよう」。授業でも使用するプレゼンテーションルームを使いました。3グループに分かれ、「お兄さん」「お姉さん」役になってくれた外国人留学生や外大生とディスカッション。その結果を英語で発表しました。

▲体験入居で使用した個室。あこがれのひとり暮らしの体験に、思わず笑みがこぼれました

 実地に英会話を学んだあとは食事です。「結」のキッチンを使って、自分たちで買い出しをした食材で自炊を体験しました。
 
食後の自由時間は、翌日のプレゼンテーションの準備や、外国人留学生と会話やゲームで盛り上がりました。
 居室で一泊したら朝食も自炊。そして再びプレゼンテーション。
 たっぷり英語漬けになり、内容のぎっしり詰まった12日、約23時間の体験入居に、高校生たちは多くを得た様子でした。

 
▲グループに分かれ、プレゼンテーションに備えたディスカッションが行われました

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