カナダ・ハンバー大副学長ら来訪 谷本理事長と国際交流について意見交換

  本学の協定校、カナダ・ハンバー大学のアリスター・マシソン副学長ら3人が11月12日、中宮キャンパスを訪れ、谷本榮子理事長と懇談しました。双方は、学生の相互受け入れなど交流をさらに活発化させる方策について意見交換しました。


▲谷本榮子理事長と懇談するハンバー大学のアリスター・マシソン副学長(右)

 来訪したのは、マシソン副学長のほか、ヴェラ・ベレッツェン教養学部長、スティーブン・アレン教養学部副学部長。

 マシソン副学長は、ハンバー大学は国際教育に強みを持ち、600人以上の留学生を送り出しており、特定の大学と関係を強化する方針であると紹介すると、谷本理事長は本学もよく似た考えをもっていると応じ、「互いに協力して大学の質の向上に取り組みたい」と話しました。

 ハンバー大学側からは、本学の教員を招いて日本語教育を行ってもらうなどの教員の相互交換を行ってはどうかとの提案や、2年次を修了したカナダ人学生を本学に編入学させることに興味があるといった発言が出ました。話題は少子化対策にも及びました。


▲本学を訪れたハンバー大学の(右から)アレン教養学部副学部長、ベレッツェン教養学部長、マシソン副学長

 懇談には矢野義博国際交流部事務部長兼総務部長が同席。一行はこの後、本学の英語教育プログラムの説明を受け、授業の見学などを行いました。

 ハンバー大学は1964年開学。カナダで最大規模の工科大学でトロント西部にあり、4年制大学卒業資格、2年制大学卒業資格が取得できるほか、大学卒業者向けの資格教育などでも定評があります。

 本学とは2008年6月に交換協定を結び、2016年春学期から計4人の学生を受け入れ、本学からは2009年秋学期以来、計6人の学生を派遣しています。
 
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