英語キャリア学科の学修成果発表会 川口沙羅さんが学長賞・企業賞をダブル受賞

 英語キャリア学部英語キャリア学科の学修成果発表会が12月15日、御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで開かれ、4年生9人が取り組んだテーマに沿って発表しました。

 同学科の最終学年に専門分野を複合的に学ぶ「複合研究」の成果発表で、「英語プロフェッショナル」「グローバル・ビジネス」「国際教養」の3つの専門分野から3人ずつ選ばれ、質疑応答を含む1人当たり15分の持ち時間でパワーポイントなどを使いながら発表を行いました。担当教員と企業13社の関係者が審査員を務めました。


▲御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで開かれた英語キャリア学科の学修成果発表会

 全員の発表が終わった後、英語キャリア学科長の岡田伸夫教授が講評を行い、「発表者はテーマ選びがタイムリーで、説得力に富む議論の進め方、結論への導き方は、知性、感性、人間的な魅力が感じられ、すばらしい出来栄えだった」と述べました。

 審査の結果、担当教員が選ぶ学長賞、企業関係者が選ぶ企業賞ともグローバル・ビジネス分野で「ママスクエアにみる、ソーシャルイノベーションの画期性」をテーマに発表した川口沙羅さんが受賞しました。ほかの8人に優秀賞が贈られました。


▲学長賞と企業賞をダブル受賞した川口沙羅さん

 川口さんの研究は、待機児童問題が深刻となるなか、子育て世代の母親が育児施設などで働き、子どもの保育と雇用を両立させている株式会社「ママスクエア」の取り組みに着目し、社会問題をビジネスにつなげるイノベーションの可能性について英語で発表しました。


▲優秀賞の8人

 発表会の後、キャンパス内のカフェテリアで発表者を含む在学生と企業関係者の懇親会が開かれました。

 発表者とテーマは次の通り(敬称略)。
◇岩井智成「外国人技能実習制度をめぐる問題に関する一考察-生産性・賃金問題に焦点をあてて-」
◇坂本瑛南「日本は難民とどう向き合うのか~民間企業の課題と挑戦~」
◇冨将太「教育×Gamificationの可能性 中学校現場への導入を目指して」
◇横山鈴「Don’t be “fashionable”; How Clothing Caused Gender Inequality in Japan and How it Plays a Significant Role Today」
◇川口沙羅「ママスクエアにみる、ソーシャルイノベーションの画期性」
◇深松ゆい「宇治茶ツーリズム」
◇丸山未来「国鉄分割民営化~JR九州とJR北海道の比較~」
◇濱本拓海「Insane People’s Society for Insane Objectives」
◇小南晴輝「ハリーにおけるアイデンティティ・クライシス」
 
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