1年間のPBL成果を発表 英語国際学部の8クラス

英語国際学部3年生による「PBL(課題解決型授業)2018年度学内合同報告会」が1219日、御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで開かれ、8クラスが1年間の研究成果を発表しました。

 

各クラスの連携先と課題、担当教員は次のとおり(発表順)。▷ひらかたパーク(京阪レジャーサービス):どのようにして外国人観光客を呼び込むか(鵜島三壽教授)▷市立ひらかた病院:病院のイメージアップと満足度上昇を図るか(川村悟准教授)▷天王寺動物園:天王寺動物園のPR策を考える(神田修悦教授)▷近畿日本ツーリスト関西:小学校低学年向けに「旅の本」を作る(清水恭彦教授)▷放下鉾保存会:外国の人々に祇園祭を発信(鵜島三壽教授)▷大阪府商工労働部:AIIoTなど次世代技術 第4次産業革命について考える(神田修悦教授)▷江崎グリコ:むし歯予防ガム「POs-Ca(ポスカ)」の魅力訴求(中野誠教授)▷ANAセールス&大阪観光局:米国から大阪を訪れるアメリカ人旅行者のさらなる誘客と大阪での魅力ある旅行スタイルの発掘(西田透教授)。

 

▲プレゼンの途中で「旅の本」をもとに小学生、母親役(左の2人)に旅行社のスタッフが海外の国々について紹介する寸劇を披露

 

▲プレゼンを終え会場の拍手に笑顔を見せるANAセールス&大阪観光局クラス

 

報告会は、PBLで助言や指導を受けた企業、行政、団体の各関係者が見守るなか、プレゼンテーションが行われました。各クラスの提案は次の通り。

 

◇ひらかたパーク:英語・中国語での園内放送、看板の作成。ピクトグラム(絵文字)の使用で案内が明確に

◇市立ひらかた病院:Instagramを活用して赤ちゃんへのメッセージやストレッチ動画を作成。身近な情報を発信

◇天王寺動物園:秋のナイトZOOでインバウンド向けのイベント開催

◇近畿日本ツーリスト:幼いころから海外旅行を通して外国を学び、将来は若者の旅行離れに歯止めをかけられるのでは

◇放下鉾保存会:多言語のホームページとパンフ、新グッズの作成

◇大阪府商工労働部:「次世代IT業界」への就職ガイドブック作成。企業紹介のページも

◇江崎グリコ:ガムを噛まない人が増え、ガムに代わって「グミ」によるむし歯予防策を提案。健康増進にも寄与

ANAセールス&大阪観光局:歴史と現代というカテゴリーに分けて、アメリカ人のニーズに応えたツアーの開拓―など提案しました。

 

▲学生の提案に対し講評する「ひらかたパーク」の岡本敏治園長

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