英会話を学ぶ高齢者大学校生と留学生が交流


▲笑いが絶えない高齢者と留学生の交流

「日ごろ、学習している語学が外国人にどこまで理解してもらえるか挑戦したい」と、NPO法人大阪府高齢者大学校(高大)で基礎英会話を受講するクラスの38人が2月21日、関西外大を訪れ、留学生と遊びや歌で交流を深めた。
 

▲けん玉に成功すると大拍手が起こった

高大の泉川渥洋委員長の挨拶のあと、双方が自己紹介。続いて西澤利昭さん(75)が「日本の人口問題」について英語でプレゼンテーション。高齢化の傾向についてグラフを示しながら説明した。西澤さんは「留学生にも理解してもらえたと思うのですが…」と満足げだった。

 
▲「もっとレフト、レフト」。福笑いはみんなで共同作業

また、留学生に日本の風習や伝統的な遊びを知ってもらうためまず、高大側が持参した恵方巻に挑戦してもらった。留学生はその由来を聞きながら口に運んでいた。また、けん玉、コマ回し、福笑いでは、初の体験に悪戦苦闘しながらも笑いが絶えなかった。全員で「上を向いて歩こう」を歌ったり、記念写真を撮ってイベントを終えた。イギリスから来たダンウェル・ルヘマさんは「コマ回しが難しかったけど、けん玉は楽しかった。みなさんとても優しく、きょうは面白かった」と感想を話していた。


▲こちらの福笑いも皆さん必死に声援
 
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