本学出身の小学校教師がグローバルティーチャー賞最終候補10人に  世界の約150カ国約3万人の教育関係者から選出

 英国の非営利教育団体が、世界約3万人の教育関係者から選ぶグローバルティーチャー賞 2019の最終候補者10人を2月21日に発表しました。日本人では唯一、本学出身で立命館小学校教師の正頭英和(しょうとう・ひでかず)さんが選出されました。

▲正頭英和さん=京都市北区の立命館小学校で

 正頭さんは05年、本学外国語学部英米語学科を卒業しました。関西大大学院外国語教育学研究科で前期課程(外国語教育学)を修了、京都市の公立中学校、立命館中学校高等学校を経て現職に就きました。
 グローバルティーチャー賞は、英国の非営利教育団体「バーキー財団」が、世界の教育者を対象に、優れた功績を顕彰する目的で14年に創設しました。第1回優勝者発表は15年3月。
 日本人は、16年に中学校教師がベスト10人に、18年に高等学校教師がベスト50人に選出。日本人の小学校教師では正頭さんが初のベスト10人です。19年発表の同賞は昨年12月、世界約150カ国約3万人からベスト50人を選出。今回で10人に絞り、3月にアラブ首長国連邦・ドバイで優勝者が発表される。
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