平和願い震災犠牲者悼む催し「平和の燈火(あかり)」開催 ひまわりなどが参加 キャンドルカップ1万個点火

 平和を願い、東日本大震災の犠牲者を悼むイベント「枚方市平和の燈火(あかり)」が3月9日夕から夜にかけて、枚方市役所に隣接する岡東中央公園(枚方市岡東町)で開かれ、約1万個のキャンドルカップに点火されました。本学からはボランティア団体ひまわり、ギター部、JAZZ研究会BEATs、アカペラサークルVoxChordが参加し、市民らとともに平和への思いを新たにしました。


▲共演したギター部とJAZZ研究会

 イベントは、「枚方市平和の日」(3月1日)に合わせ、東日本大震災の追悼・復興へのメッセージを込めて震災翌年の2012年から始まり、今年で8回目。本学など大阪、京都の計7大学の学生による実行委員会、枚方市、枚方市教育委員会の主催。


▲ひまわりが販売した宮城県の郷土料理「はっと汁」が人気

 午後4時からプレコンサートが開かれ、本学のギター部とJAZZ研究会が共演し、熱い歌声を響かせました。また、アカペラサークルが息の合ったハーモニーを披露しました。各大学が出展したブースでは、ひまわりが宮城県の郷土料理「はっと汁」を販売し、肌寒さが残る中、けんちん汁風の熱々の料理が人気を集めていました。


▲あいさつする実行委員長の海原里來さん(左)と伏見隆枚方市長

 午後5時半からのオープニングでは海原里來実行委員長(本学外国語学部英米語学科3年)、伏見隆枚方市長が「平和を考える一日にしてください」とあいさつした後、カリヨンの演奏が流れる中、全員で黙祷し震災犠牲者の冥福を祈りました。この後、キャンドルカップに点火。「世界に平和を」「戦争をなくせ」などのメッセージやイラストがかかれたキャンドルカップが幻想的なあかりを放ちました。


▲点火されたキャンドルカップ

▲イベント名を表すキャンドルカップ
 
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