JAL ANA両グループなど18社が参加 学内で航空業界説明会

航空業界の学内企業説明会が3月11日に日本航空(JAL)グループ8社、同1314の両日に全日本空輸(ANA)グループ9社と、Kスカイを含む計18社が参加して開かれました。航空業界をめざす学生が、各社の採用担当者の説明に耳を傾けていました。



 

▲日本航空グループの説明会に詰めかけた学生たち㊤ 全日本空輸グループの説明会にも多くの学生が参加しました㊦

 

参加したのはJALグループが、日本航空、JALナビア、ジャルセールス、JALスカイ大阪、ジャルカード、JALスカイ、日航関西エアカーゴ・システム、ジェイエアと、関西空港と羽田空港でJAL便などの旅客サービスを行うKスカイ。ANAグループが全日本空輸、ANAウイングス、ANA成田エアポートサービス、ANA中部空港、ANAテレマート、ANAエアポートサービス、ANA大阪空港、ANA関西空港、Overseas Courier Service


▲日本航空は卒業生で現役客室乗務員でもある人事部採用グループの関谷和さん㊧が説明

 

日本航空は午前・午後の2回説明会を開き、本学卒業生で現役の客室乗務員でもある人財本部人事部採用グループの関谷和さん(外国語学部外国語学部英米語学科2014年卒)ら2人が航空業界やJALの概要、JALの仕事内容、採用予定などを説明。2020年度新卒者は客室乗務員600人程度、自社養成パイロット70人の採用を予定しています。「JALには、女性パイロットや女性訓練生が多数在籍しており、学部学科を問わず、入社前の特別な知識も必要ないので、いまがパイロットになるチャンス」と強調していました。
 

 

▲日航関西エアカーゴ・システムは、卒業生コンビの高井傑さんと内定者の今木順子さんが登場

 

JALナビアでは、大阪センター総務室のラインマネジャー、奥村有香さんが「産休・育休・職場復帰など女性に優しい職場」と紹介。続いて、同社内定の山下眞理子さん(外国語学部スペイン語学科卒)が「エントリーシートは、マーカーを使うなど面接官の目をひくよう工夫した」と後輩にアドバイスしていました。Kスカイ内定の堀岡颯月さん(外国語学部英米語学科卒)は、面接での感想を話していました。JALスカイでは、グランドスタッフの原田真奈美さん(外国語学部英米語学科2008卒)が説明。日航関西エアカーゴ・システムは、企画総務部係長の高井傑さん(外国語学部英米語学科2004年卒)と内定者の今木順子さん(同卒)が登壇、今木さんが就活の思い出を語りました。

 

全日本空輸は13日、同社採用担当の西島克博部長が約80分間説明。日本最大の国内線を誇る会社とそのグループについて詳しく説明しました。人を感動させるハリウッド映画のようにお客さまや社会に感動を与えられるようANAグループ各社の社員による提案活動「ANAバーチャルハリウッド」について紹介。「社内に学童保育の設置」「機内清掃をするロボットの開発」――など多くの提案がなされ、一部は実現しているといいます。また、日本の航空会社で初の医薬品の国際輸送を可能にする認証を取得。医療、医薬品の面で評価が高まっているオーストリアへのウィーン線開設の意義を語りました。また、西島部長は、空港地上支援、整備、物流、商社・旅行業、コールセンターなどグループ各社の役割についても説明。「チームANAで仕事をしている会社」をアピールしていました。最後に、同社の内定者を代表して松原杏奈さん(英語国際学部卒)ら7人が紹介され、学生からの質問に応じていました。
 

 

▲説明会の最後に西島克博部長(右端)から松原杏奈さん(右から2人目)ら客室乗務員内定の7人が紹介されました

 

14日のANAエアポートサービスは、卒業生でグランドスタッフの関倫子さん(外国語学部英米語学科2013年卒)、内定者の河田茉奈保さん(英語国際学部卒)、ANA関西空港では相田美和さん(外国語学部英米語学科2013卒)とグランドハンドリング部の田原もえさん(同2018年卒)。また、ANA大阪空港では岡本紗季さん(短大部2011年卒)がそれぞれ後輩に語りかけました。今回、初めてインテグレーターを担うOverseas Courier ServiceOCS)が参加。ドア・ツー・ドアの国際輸送サービスについて説明しました。
 

 

ANA関西空港の仕事内容を話すグランドスタッフの相田美和さん㊧とグランドハンドリング部の田原もえさんの卒業生2人

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