5周年の節目祝う 多彩なイベントを楽しんだ中部地区同窓会


 
設立5周年を迎える関西外大同窓会中部支部が5月26日、名古屋栄東急REIホテルで同窓会を開催しました。節目となるこの会では、卒業生による落語や現役生による合唱が披露され、参加者55人が和やかに親交を深めました。
 

▲(左から)あいさつをする谷本同窓会名誉会長、藤木同窓会会長、新庄中部支部長

はじめに、谷本榮子同窓会名誉会長が歓迎のあいさつ。5周年のお祝いを述べた後、前日に行われた留学生別科修了式など大学の近況を報告し、同窓生並びに同窓会中部支部の今後の発展を願いました。次に藤木英幸同窓会会長、新庄哲三中部支部長があいさつ。新庄支部長は、「一人でも多くの卒業生が同窓会に参加してもらえるよう、様々なイベントを積み重ねていきたい」と意欲を示しました。

 

▲落語家の同窓生・広福亭ぽいさんが落語を披露 会場は笑いに包まれました

続いて、2018年9月に落語家デビューをした広福亭ぽいさん(本名・杉本洋之さん、1979年 外国語学部 英米語学科 卒)が着物姿で高座に。「Hello, everyone!」と軽快に語り始めたぽいさんは、英語の小噺を披露。「これは誰の絵か」と問う女性と美術館の学芸員のやりとりで場を盛り上げました。続いて、古典落語『ろくろ首』。夜中に首が伸びる娘との縁談をもちかけられた男の話を演じ、会場は笑いに包まれました。


懇親会は阿江九美子・同窓会副会長の乾杯でスタート。中部支部の役員紹介や会計報告などが行われました。

 
▲現役学生のイベントで美しいハーモニーを響かせたラベリテ

歓談の後、ユニフォームに身を包んだ混声合唱団ラベリテの現役学生13人が壇上へ。森田舞花さん(外国語学部 英米語学科 3年)が、「ご存知の曲がありましたら、一緒に歌ってください」と呼びかけ、『うたエール』、『上を向いて歩こう』、『瑠璃色の地球』を歌い上げた後、学歌を斉唱しました。卒業生らは歌を口ずさみながら、美しいハーモニーに聴き入りました。

 
▲グループで協力してクイズに答えました。クイズの景品を手に笑顔の参加者

全員参加のゲームイベントでは、AからHまでの8テーブルに分かれた参加者が母校にまつわるクイズに挑戦し、世代を超えて交流を深めました。

 
▲(写真上)記念品を手渡す阪口さん(左)と笑顔で受け取る谷本同窓会名誉会長(右)
(写真下)設立5周年を記念して贈られたキャンドル。世界と日本、在学生と同窓生の輪が広がることを願う「結」の文字が記されています

最後に、設立5周年の記念品が同窓生の阪口樹里さんから谷本名誉会長に手渡されました。記念品は大小のキャンドル2本で、5年間の同窓会活動の写真を表面にあしらい、阪口さんが「結」「輝ける未来人 深い敬愛の念を込めて」と毛筆で書いたデザイン。谷本名誉会長は「ひとつは理事長室に、ひとつはGLOBAL COMMONS 結 –YUI- に飾り、大切にします」と笑顔で感謝の意を表しました。会は岸田茂・中部支部副会長の3本締めで締めくくられ、次のイベントでの再会を誓いました。

参加した同窓生は「落語、合唱、ゲームと息をつく間もないほど楽しく、2時間と思えない中身の濃い会でした」と喜んでいました。
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