第2回オープンキャンパス開催  2100人がキャパスツアーや模擬授業を体験

 第2回オープンキャンパスが6月16日、中宮キャンパスと御殿山キャンパス・グローバルタウンで開かれました。「キャンパスライフを知ろう!」をテーマに、キャンパスツアーや体験授業、在学生との交流などが企画され、暑さが一服した曇り空のもと、高校生や保護者ら約2100人が参加しました。


▲御殿山キャンパス・グローバルタウンを訪れたオープンキャンパス参加者

 オープニングは午前11時から御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールであり、大学を紹介するDVDが上映された後、英語キャリア学部英語キャリア学科4年石井里奈さん(香川県立三木高校出身)が在学生のメッセージを送りました。

 石井さんはアメリカ留学の体験などを振り返り、「関西外大で語学力だけでなく、人間的にも大きく成長できた。それは目の前にあるチャンスを逃さず、常に挑戦し続けてきたからだと思う」と述べ、自分の心に訴えるものに挑戦してほしいと呼びかけました。


▲「結」の見学ツアーを前に参加者に内容を説明するRA

 御殿山キャンパス・グローバルタウンの中核施設で、本学学生と留学生が共同生活を送る「GLOBAL COMMONS 結-YUI-」では、レジデントアシスタント(RA)らが中心となり施設の見学ツアーや座談会を行いました。見学ツアーは、RAの案内でリビングやキッチン、居室を回り、自身の結での体験を交えながら紹介していました。

 同キャンパスのキャンパスツアーは学生10人前後が案内役となり、約20分の行程でエントランスから教室棟のアカデミック・コモンズとヴィッラ、カフェテリア、図書館のラーニング・コモンズなどを回りました。途中、学生がユニークな各施設の名称について由来を当てるクイズを出していました。


▲体験授業を行う米ノーステキサス大学のギアリー・シャノン講師

▲ウェスタンオーストラリア大学のアトキンソン・アントニー講師

 体験授業は両キャンパスの13教室で行われました。このうち、本学が海外協定校と協働開発した英語教育プログラム「Super IES プログラム」の授業は、提携先のアメリカ・アラバマ大学、同・ノーステキサス大学、オーストラリア・アデレード大学、同・ウェスタンオーストラリア大学から派遣されている教員が、それぞれのプログラムの特徴などを説明するとともに、英語による模擬授業を行いました。


▲参加者の質問に答える英語キャリア学部小学校教員コース4年の山崎未稀さん(左)と阿部夏輝さん

 在学生と交流する「関西外大の先輩と話そう」は学部学科ごとに6教室で開催されました。英語キャリア学部英語キャリア学科小学校教員コースでは、いずれも4年生の阿部夏輝さんと山崎未稀さんが担当し、スライドを使って授業内容や教育実習について解説しました。この後、質疑応答に移り、「なぜ関西外大を選んだのか」「教員になろうと思ったきっかけは」などの質問にていねいに答えていました。


▲京劇俳優の衣装を身につけた京都両洋高校3年浅野りつるさん

 中国文化体験コーナーでは、関西外大孔子学院の教員らが京劇の面作りを指導しました。京劇俳優の衣装を着せてもらった京都両洋高校3年浅野りつるさんは「中国人留学生と交流して中国に興味を持ち、英語国際学部を志望しています。将来、日中間のビジネスコーディネーターのような仕事がしたい」と話していました。
 
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