2019年度「宇治茶レディ」に選ばれた英米語学科の橋本さん、「お茶の魅力を伝えたい」

 宇治茶のPRのために公募された2019年度「宇治茶レディ」5人の1人に、本学の外国語学部英米語学科3年の橋本佳奈さんが選ばれました。
 京都府茶協同組合(京都府宇治市)が毎年募集し、今回で10回目。全国から集まった応募者の中から書類と面接を経て、令和初の「宇治茶レディ」に選ばれた橋本さんら5人は、1年間、お茶に関連するイベントなどで宇治茶をPRするほか、来年の宣伝カレンダーのモデルも務めます。


▲2019年度「宇治茶レディ」に選ばれた橋本佳奈さん(左から2番目)

 日本有数の茶所・宇治生まれ宇治育ちの橋本さんは、幼いころからお茶に慣れ親しんできました。ペットボトルのお茶が普及した昨今でも、「急須でお茶を入れて飲むのが当たり前」と話します。今回、祖母に勧められて宇治茶レディに応募したのは、「お茶が大好きというのもありますが、急須で入れたり水出ししたり、お茶のいろんなおいしさ、楽しみ方を伝えるチャンスと思ったからです」と目を輝かせます。
 橋本さんら宇治茶レディの初仕事は、八十八夜にあたる5月2日に宇治市内で開催された「宇治新茶・ 八十八夜茶摘みの集い」。橋本さんらはかすりの着物に姉さんかぶり姿で宇治の伝統的な「手摘み」を披露しました。


▲「宇治新茶・ 八十八夜茶摘みの集い」に参加した橋本佳奈さん(右から2番目)

 橋本さんは学業と両立させながら、お茶のPRイベントに参加しています。多くの人と触れ合う機会が増えたことで、「人前に出て話すのが苦手でしたが、宇治茶レディの活動のおかげでだんだん慣れてきました。授業でのプレゼンテーションも、苦手意識が薄らぎました」と自身の成長につながっていることを感じています。
 カレンダー撮影では、元宝塚トップスターで女優の紫吹淳さんと一緒に撮影する機会もありました。「とてもきれいで優しい方でした」と、日々刺激を受けている橋本さん。さまざまな経験が、「自分自身の糧になっています。視野が広がって楽しいです」という言葉通り、充実した日々を送っていることがうかがえます。最後に、1年間の活動を通じて、「多くの人にお茶の魅力を広めていきたいです」と満面の笑顔を見せました。


▲来年のカレンダー撮影に着物姿で臨んだ橋本さん

 
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