吹奏楽部公開講座「サマーコンサート」 今年のテーマは「Bon Voyage」

 本学吹奏楽部の公開講座「サマーコンサート」が6月29日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれました。市民に親しまれる年中行事として定着していたコンサートですが、昨年は台風や地震という自然災害の影響から中止を余儀なくされました。今年は晴れ間がのぞく中、無事開催。新入部員13人が加わった新体制の吹奏楽部の演奏に、約250人の観客が耳を傾けました。

 
▲1部のシンフォニック・ステージ

 今年のテーマは、「Bon Voyage(よい旅を)」。吹奏楽部主将で外国語学部4年の藤田将太さんは、「世界各国を題材にした選曲」、「『令和』」という新しい時代の幕開け」、「昨年は自然災害のため開催できなかったが、気持ち新たに活動する」という3つの思いを、このテーマに込めたと挨拶しました。


▲大阪管楽アンサンブル常任指揮者の石田忠昭さんを客演指揮として迎えたステージ


▲石田忠昭さん

 1部のシンフォニック・ステージは、「オーメンズ・オブ・ラブ」で幕開け。続いて、今年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲マーチ「エイプリル・リーフ」「A Weekend in New York」「ARESENAL」を演奏。最後はミュージカル音楽として定着している「ノートルダムの鐘」を披露しました。


▲2部のマーチング・ステージ


▲2部のマーチング・ステージ

 2部のマーチング・ステージでは、「In the stone」「We go on」「Time Limit」「I Just Can’t Wait to Be King」を迫力あるドラムショーや華やかなカラーガードの演技とともに披露。視覚的にも楽しめる構成の躍動感あふれるステージで観客を魅了しました。ラストのアイリッシュ・ダンスの舞台作品楽曲「River Dance」が終わると、観客席からはアンコールを求める拍手が鳴りやみませんでした。


▲アンコールに応える吹奏楽部
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