秋派遣留学生壮行会開く 195人に合格証書・認定書を授与

 2019年秋に派遣される留学生の壮行会が7月20日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれ、谷本義高学長から留学プログラムごとの代表者に合格証書(英語キャリア学部、外国語学部、短期大学部)と認定書(英語国際学部)が授与されました。


▲合格証書を授与される派遣生

 秋派遣の留学生は計195人。内訳は、英語キャリア学部がダブル・ディグリー留学3人、2カ国留学1人、専門・英語&専門留学10人の14人、外国語学部がダブル・ディグリー留学2人、ダブル・ディグリー(Super IES プログラム)留学9人、リベラルアーツ(Super IES プログラム)留学94人など132人、短期大学部が短期大学部ダブル・ディグリー留学3人、英語国際学部が「教育課程上の留学」46人。


▲式辞を述べる谷本義高学長

 壮行会には派遣生のほか、役職者や担当教員らが出席。学歌斉唱、合格証書・認定書の授与の後、谷本学長が式辞を述べました。この中で、谷本学長は「関西外大の代表として、また日本の親善大使としての自覚をもち、何事も自分で切り開いていくサバイバル能力を身につけてほしい。異なる文化への寛容さやコミュニケーション、ネゴシエーション、ファシリテーションの力を備えたグローバル人材となり、ひと回り大きくなって帰ってきてください。あきらめずに頑張ろう」と激励しました。


▲祝辞を送る英語国際学科長の江平英一教授(左)と外国語学部のスコット・ベイリー講師

 続いて、外国語学部のスコット・ベイリー講師と英語国際学科長の江平英一教授が祝辞を送りました。米国出身のベイリー講師は、大学時代にスコットランドなどに留学した経験を振り返り、「最初は勉強や生活の仕方が異なることに戸惑うかもしれないが、恐れずに新たな世界にダイブしよう。留学の経験は自己探査の機会となり、自分を見つけることにつながるでしょう」と述べました。

 江平教授は、留学中は英語・中国語を使う環境を自らつくり実践力の向上に努め、帰国後も、留学で培った語学力を高いレベルに保ち、資格試験で高得点を取る努力を続けるよう求めました。さらに、英語国際学部の「教育課程上の留学」について「このすばらしい制度を後輩たちのために維持するため、勉学に励む姿を示すことが、諸君の責務である」と励ましました。


▲派遣生を代表してあいさつする英語国際学部の則信秀夏さん(左)と英語キャリア学部の福西天縁さん

 英語キャリア学部3年福西天縁さんと英語国際学部2年則信秀夏(のりのぶ・ひでか)さんが派遣生を代表してあいさつしました。

 福西さんは、「茨の道」「仲間」「感謝」という3つのキーワードに絡めて学生生活を振り返り、「留学先では多くの困難が待ち受けていると思いますが、ひるまず、常に挑戦し続けたい。失敗することは問題ではなく、その先に自分自身の成長が待っているはず」と決意を語りました。

 則信さんは、春学期に「教育課程上の留学」に参加しなかったことに悩みながら、これをバネに勉学に励んだ経験を紹介し、「留学という大きな挑戦が待っています。楽しいことがあるのか、壁にぶつかるのか想像がつきませんが、後悔だけはしないよう実りあるものにしたい」と抱負を述べました。


▲一堂に会した派遣生たち
 
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