ラグビーワールドカップで通訳ボランティア 英米語学科4年の森文乃さん



 日本代表が史上初のベスト8という快挙を成し遂げ、盛り上がるラグビーワールドカップ2019日本大会。外国語学部英米語学科4年の森文乃さんが、関西の会場で通訳ボランティアとして参加しました。森さんは「視野が広がりました」と、貴重な経験を振り返りました。


▲ラグビーワールドカップ2019日本大会で通訳ボランティアに参加した森文乃さん(花園ラグビー場前)

 今回がはじめてのボランティア参加という森さんは昨年、ニュージーランドに1年間留学。ニュージーランドでは、ラグビーの試合を応援したり、授業でハカのパフォーマンスを学んだりしました。ラグビーに〝縁〟を感じたのも、今回のボランティアに参加する動機の1つですが、大学や留学で学んだ英語を生かして「誰かの助けになれれば」と思い、応募しました。

 森さんは9/22、9/28、10/13の計3回、ボランティアに参加。花園ラグビー場や天王寺駅のブースが持ち場でした。「英語が話せます」という腕章をつけて、スタジアムへの誘導はもちろん、別日の試合場所へのアクセス方法を聞かれるなど、仕事は多岐に渡りました。どんな問い合わせにも丁寧に対応する森さんに、訪れた観客らは感謝。「本当に多くの方から『ありがとうございました』と声をかけていただきました」。また、ボランティアには60代~40代の参加者も多く、学生や主婦など幅広い層とともに従事した森さんは、「社会経験豊富な皆さんにいろんな話を聞きました。ボランティアに参加したおかげで視野が広がりました」と振り返りました。

 高校時代(京都女子高校卒)から留学したいと考え、留学に強い本学に入学。留学先にニュージーランドを選んだのは「ニュージーランドを選択する人があまり多くないのと、自然が豊富だから。とても楽しい日々を過ごしました」と森さん。「留学も通訳ボランティアも得がたい経験ができました。自身の糧となりました」と笑顔で話しました。



 
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