今年度最後の大学院入試説明会 博士後期課程の森田竜斗さんが体験語る

 大学院入試説明会が12月5日、中宮キャンパスの多目的ルームで開かれました。今年度最後となる3回目の開催で、進学を希望する学生や大学院生、担当教員らが参加しました。


▲大学院外国語学研究科長の大庭幸男教授の説明を聞く参加者

 説明会では、冒頭、大学院外国語学研究科長の大庭幸男教授が大学院の概要を説明しました。大庭教授は、英語学と言語文化の2専攻のもとに5コースを設置した体系的コースワークときめ細かい指導を特徴として挙げ、「博士号を取得した大学院生は本学の教員になることができます。ぜひ受験してください」と呼びかけました。


▲各コースを紹介する(左上から時計回りに)澤田治美、新里眞男、益岡隆志、和佐敦子の各教授

 続いて、担当教員が各コースについて紹介しました。大学英語教員コースを担当した澤田治美教授は「論文執筆が一つのヤマ。視野を広げ早くテーマを決めることが大事です。頑張っていくなかで喜びがある」と激励しました。中・校英語教員コースの新里眞男教授は「大学院入試の際、英語教育に興味があるかどうか、どんなことをやってみたいか、問題意識をもって臨んでほしい」と話しました。

 また、和佐敦子教授は大学スペイン語教員コースについて、「スペイン語を専攻した学生で大学院に進む人はほとんどいません。スペイン語圏の文化に理解を深め、その魅力を伝えたい人はぜひ受験してください」と語りかけました。最後に益岡隆志教授が日本語学・日本語教育コースに関し、「日本で就職する外国人留学生が増えており、このコースの重要性は増している。一つの言語を究めるとともに、他の言語にも目を向け広い視野をもってほしい」と話しました。


▲体験を話す大学院博士後期課程の森田竜斗さん

 この後、大学院博士後期課程(英語学専攻)に在籍中の森田竜斗さんが大学院に進んだきっかけや、授業準備など大学院での過ごし方を紹介し、「大学院は自発的に取り組むところなので最初は戸惑うかもしれないが、仲間と楽しくやっているうちにおもしろくなります」などと体験を語りました。

 2020年度の大学院入試は、19年10月選考に続き、20年2月6、7日の両日に実施されます(出願期間は1月10~17日、合格発表は2月17日)。
 
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