短大生がスペイン語圏の留学生とピニャータ割りに挑戦

短大生を対象とした留学生との交流会が12月4日、国際交流センターで開かれ短大生、スペイン語圏出身の留学生ら約20人が参加しました。


▲交流会に参加した学生たち

12月に入るとスペイン語圏では、イエスの生誕を祝うクリスマスに向け街中が華やかになり、家庭ではピニャータの準備がはじまります。ピニャータは、くす玉のようなもので、新聞紙で作られた型の中にお菓子を入れ、目隠しをした人が棒で叩き割ります。伝統的な形のピニャータには、キリスト教の7つの大罪(高慢、物欲、嫉妬、怒り、色欲、大食、怠惰)を象徴するツノがあり、叩き潰すことによって悪を追い払い、イエスの生誕を祝うと言われています。


▲ピニャータ割りに挑戦する学生

交流会では、参加者にスペイン語圏の文化を体験してもらいたいとピニャータ割りが行われました。ピニャータが割られるとお菓子がこぼれ落ち、参加者たちはお菓子を手に入れようと駆け寄っていました。


▲ピニャータ割りで手に入れたお菓子

イベントに参加した留学生のアントニオ・ムニョス・アルバレスさん(メキシコ・モンテレイ工科大学出身)、ディアナ・パオラ・ムニョス・ヘレサノさん(メキシコ・ラスアメリカスプエブラ大学出身)は、「家族や友人たちとのパーティーでは、ピニャータ割りをします。母国の12月を思い出しました。外大生と交流できて楽しかった」と話していました。
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