設立合意書に調印

関西外国語大学と中国国家漢弁孔子学院本部との「関西外国語大学孔子学院」設立に関する合意書の調印式が2009年9月22日、北京の同学院本部であり、谷本榮子本学理事長、許琳・同学院総本部長が署名しました=写真。関西外大の孔子学院は穂谷キャンパスに設置され、国内で12番目の孔子学院で、外国語大学では初めてです。

調印式

調印式では、谷本理事長が「尽力いただき感謝します。最大限の努力によってすばらしい孔子学院を作り上げます」と謝意を表し、同行した谷本義高大学学長も「中国語・中国文化の教育・普及と中国語教育に携わる人材育成という一大プロジェクトに最大のパワーを傾注します」と決意を語りました。許総本部長は「世界80数か国にある孔子学院の中でも成功した学院になるよう全力をあげて協力します」と述べられました。

調印に先立って21日には、中国側の協力大学となる北京語言大学で、「事業実施合意書」に谷本大学学長と崔希亮・同大学学長が署名しました。谷本学長は「交流のチャンネルをいっそう強固にして、特色ある孔子学院を作り上げたい」と挨拶、崔学長は「相互の留学ネットワークを共存させていければと考えている」と今後の協力関係の抱負を述べられました。

これまで合意された事業内容は(1)北京語言大学に留学している世界各国の留学生の受け入れ(2)中国語・中国文化の教育の展開(3)アジア・太平洋地域における中国語教員養成プログラムの展開など、となっています。関西外大の孔子学院は、一般市民向けの中国文化、中国語の講座の開設や外国語大学である本学の特色を生かし、中国語教員の育成など、独自の道を探っていきます。

 
ページの先頭へ戻る