関西外国語大学孔子学院

関西外国語大学孔子学院は、４月９日（土）、２０１６年度初めてとなる「中国文化講座」を関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで開講しました。第１回目の今回は『太極拳講座』です。中国文化の一翼を担う太極拳は、多くの市民の皆さんにとってより直接的に、そしてより深く中国伝統文化を理解していただくのに相応しいものです。今回の講座では内家拳術（太極拳・形意拳・八卦掌など）を体験していただき、その“健康・養生の魅力”を味わっていただきました。

また、講座では太極拳発展の歴史も紹介しました。思念を提起し、動作と呼吸を協働させるのが太極拳の第一の特徴であることや、陳式と楊式太極拳の動作の例を示し、受講生の皆さんに初歩的な太極拳の知識を理解していただきました。

受講生の皆さんは一式ずつ学びながら八式太極拳にチャレンジ。お互いに「ここの動きはこうすれば？」「こっちはこうかな？」などと声を掛け合ったり、教え合ったりととてもにぎやかに、熱心に練習されていました。

講座終了後もまだまだ興味津々な様子で、次回の講座を楽しみにされている様子でした。

今学期の「中国文化講座―太極拳」は全４回行います。参加者の皆さんが４回の講座を通して八式太極拳の全動作を習得されること、そして健康な身体と体力作りのお役に立てるよう願っています。