中国文化活動センターからのニュース

 

今年の「日本人家庭訪問交流プログラム」がスタート

2016/6/23

 

 

6月19日、孔子学院ボランティア教員と北京語言大学大学院インターンシップ生の5名が、枚方市日中友好協会会員の西尻さん宅を訪問しました。本プログラムは関西外国語大学孔子学院が枚方市日本中国友好協会と協働連携し、孔子学院のボランティア教員や中国人留学生らが日本人家庭を訪問し交流するもので、昨年から実施しています。

あいにくの雨天となりましたが、プログラムの参加者たちはとても楽しみにこの日を迎えました。出迎えてくださった山中さん(同協会会員)は、雨にもかかわらず朝早くからバス停で待っていてくださいました。今回の訪問先の西尻さんご一家の中国に対する思いは強く、二十数年前からご夫妻はたびたび中国を訪問されていて、中国文化や風習についても理解があることから、屋内には蘇州の刺繍、唐三彩、漆器、書画や絵画など、大変興味深いたくさんの中国の調度品を見ることができました。

西尻さんご一家は、日本式の料理――手巻き寿司とそうめん――をたくさん準備し、“中国からの客人”としてボランティア教員らを迎えてくださいました。日本人が大好きな家庭料理の一つである手巻き寿司は、西尻さんの奥様のご推薦です。美味しい料理をいただきながら、日中の文化や風習などについて存分に語り合いました。

昼食後は茶道を体験。日本伝統の茶道の所作を実演していただき、基本的な所作について熱心に教えていただきました。茶道の実演を通して日本人の客人への作法とにもに、常に「感謝の心」をもってお茶を味わうことなどを教えてくださいました。

西尻さんご夫婦は「是非またこのような交流の機会をもちたい」と何度もお話しくださり、5名の参加者たちは名残り惜しく立ち去りがたい気持ちでした。今回の訪問で日中文化の交流と理解を深めることができました。視野を広げ、深い友情を得たばかりでなく、日中間の友情に対する期待と自信を深める一日となりました。西尻さんご一家に感謝です!

 
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