関西外国語大学孔子学院

関西地区高校生対象の「２０１６年度夏期宿泊型集中講座（２泊３日）」を関西外国語大学学研都市キャンパス（大阪府枚方市穂谷）で開催しました。今回の講座には、関西地区の１７高校から男女２５人の高校生を含め、関西外大生や中国人留学生ら４２名が参加しました。

本講座では初めて中国語を学ぶ高校生たちが、講座最終日に中国語での自己紹介（名前、高校名、趣味など）と中国語のミニスキットを暗唱して発表することを目標にしています。

やや緊張気味の初日、中国の基礎知識や簡体字のクイズに挑戦。夜には外大生のアドバイスを受けつつ、初対面の他校生と協力し合って中国文化に関するプレゼンテーションに取り組みました。そして２日目には、簡単な中国語の会話練習に挑戦。難しい中国語の発音は中国人留学生が丁寧に指導してくれました。また、中国への理解を深めてもらうため、中国伝統工芸の「切り絵」で双喜やパンダ、京劇の「隈とり」の面を作ったり、留学生に習いながら水餃子を皮から作る体験もしました。最終日には、高校生たちが前日までに学んだ内容を活かして、中国人留学生と外大生といっしょに作り上げたミニスキットを中国語で発表しました。

参加者からは「中国人留学生が優しくてびっくりしました」「中国語をもっと真剣に学びたくなりました」「中国に対する印象が180度変わって、中国に行ってみたくなりました」などの声が聞かれました。

なお、次回の２泊３日宿泊型集中講座は、２０１７年春に実施を予定しています。