中国文化活動センターからのニュース

 

第4回中国文化紹介フェアを開催―中国民間工芸品

2016/8/22

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、8月20日(土)、関西外国語大学学研都市キャンパスにおいて、中国文化紹介フェア「中国民間工芸品芸術講座」を開催しました。残暑が厳しいにも関わらず、高校生とその家族ら約1040名の方々が参加し、講座は合計7回、各20分ずつ実施。

民間工芸品における中国芸術は、生活がより豊かで楽しいものになるように作り出された民間の芸術。主に天然素材を用いて手作業で製作する伝統的なもので、人々の真摯で善良な温かみがよく現れています。

講座では、まず、担当の教員が簡単に泥人形、編み物、凧、獅子舞、影絵、切り紙などいくつかの有名な民間芸術を紹介しました。参加者の目を引き付けるために、教室には中国結びや切り紙などの作品を飾りました。中国では、お正月や祭日、新婚のお祝いの時などさまざまな場面で壁に「福」や「囍」の字を貼ったり、窓に切り紙を貼ったりしておめでたい雰囲気を作り出します。現代に至っても、伝統的な切り紙は家の装飾として愛されています。

参加者の皆さんは、伝統的な中国文化の一つである切り紙にチャレンジしました。作成したものは、華やかな「春」、「囍」、「福」の字など、比較的簡単なものです。慎重に紙を折り、下絵を描き、ハサミで切り、とても楽しそうに作業に集中! 一人ひとりそれぞれ十分に“中国文化”に触れ味わい、懸命に作り上げた作品を持ち帰りました。今回の活動を通して、中国語学習への興味関心と中国文化への理解を深めることができたようです。

 
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