中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座―中国茶を開催

2016/10/12

 

 

関西外国語大学孔子学院は、10月8日(土)に「中国文化講座―中国茶」を関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センターで開講しました。今回の講座も、中国文化に興味のあるたくさんの市民の方々にご参加いただきました。

今回の講座のテーマは「四季のお茶の効能の話」。中国には「春飲花、夏飲緑、秋飲青、冬飲紅(春は花茶、夏は緑茶、秋は青茶、冬は紅茶を飲む)」という言葉があります。四季に応じて飲むお茶を変えることで、より効能を高めることができます。

爽秋の候、空気は乾燥しています。孔子学院では受講者の皆さんのために「青茶」を準備し、お茶を淹れて味わいました。「青茶」とは半発酵茶である烏龍茶のことです。青茶は緑茶のような爽やかで花のような香りと紅茶のような芳醇な滋味を併せ持ち、肌や喉を潤し、自然環境の変化にあわせて体を調整する作用があります。

青茶を淹れるときは、湯呑みを温めたり、茶葉を洗ったりと様々な手順があります。青茶は濃い目に淹れ濃厚な味と香りを楽しむため、お湯は沸騰した熱いお湯で淹れます。次に「秋日養生茶」を淹れて皆さんに振舞いました。これは基礎となる青茶に菊の花(花茶)、クコの実、蜂蜜を加えて淹れたお茶です。お茶の微妙な味の変化には、皆さんから驚きの声が上がりました。

講座の最後には、関西外国語大学孔子学院から受講生みんなに鉄観音(烏龍茶の一種)一回分の個袋をプレゼントしました。自宅で家族や友人と中国茶を淹れて爽秋のひと時を楽しんください!

 
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