中国文化活動センターからのニュース

 

短期大学生の中国語・中国文化紹介特別集中講座を開催

2016/11/11

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、11月9日(水)、関西外国語大学中宮キャンパスの谷本記念講堂で同大学短期大学部の学生940名余りを対象に「中国語・中国文化の魅力」をテーマに特別講座を開催しました。講座の第1部では、世界各地の孔子学院の基本的状況と関西外国語大学孔子学院の歴史と日頃の活動について紹介しました。第2部では、中国の地理、人口、世界遺産など中国の基本的な状況等について解説しました。担当講師からは「中国の英語の名称は何ですか」「中国にはどれだけの民族がいるでしょうか」「中国の人口、面積はどのくらいですか」といった問題が次々に出題されました。初めはなかなか答えることができなかった学生たちですが、講師から出されたヒントで正解にたどりつくと、静かだった会場は大きな拍手に包まれ大変盛り上がりました。第3部は、言語についての講義で、中国語のピンイン、日中の漢字の違い、日中の同形異議語などについて紹介しました。初めて中国語に触れる学生も多く、同じ音で異なる声調の「麻媽媽罵馬嗎?」という文章を、実際に声に出して楽しく発音練習をしました。漢字は日本と中国それぞれの文化に共通する要素ですが、「学長」「高等学校」「女装」といった言葉は中国語と日本語で意味が異なる同形異義語で、中国語の意味が紹介されるたびに学生の間からは驚きの声が上がりました。講座の“賞品”として用意されたパンダのぬいぐるみや京劇の面、中国陶器を模したキーホルダーをゲットしようと、講座に参加した学生たちは講師の出題に積極的に解答していました。講座の最後には、参加者全員で中国語の歌にチャレンジ。今回の歌は、日本の国民的歌手SMAPの『世界に一つだけの花』の中国語版です。学生たちは気分も高らかに、講師と共に声を合わせて歌いました。

今回の特別講座を通して20歳前後の若い学生たちに中国語や中国文化に対する興味・関心が芽生えたようで、講座開催の成果を感じとることができました!

 
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