事務局からのニュース

 

第8回関西外国語大学孔子学院理事会を開催

2017/3/15

 

 

3月14日午前、関西外国語大学孔子学院の第8回理事会が、双方向IT通信会議の形式で日中両国をつなぎ開催された。本学谷本榮子理事長(孔子学院日本側理事長)、北京語言大学李宇明書記(同中国側理事長)、北京語言大学国際交流処処長兼孔子学院工作処処長張宝鈞教授(同中国側理事)、靳衛衛本学教授(同日本側院長、理事)、賈卉本学准教授(同中国側院長、理事)、吉川佳孝本学孔子学院事務局長、北京語言大学孔子学院工作処董川副処長らが出席した。

理事会では「関西外国語大学孔子学院2016年度事業報告」「関西外国語大学孔子学院2016年度経費決算」「関西外国語大学孔子学院2017年事業計画及び経費予算」について報告、審議が行われ、特に今年度の孔子学院の活動について高い評価がなされた。次年度事業計画(案)はすべて異議なく了承され、可決した。

会議の中で李宇明理事長は、昨年の理事会の際に谷本榮子理事長が「孔子学院をプラットホームとする世界の大学間相互交流の実現に向けた具体策」を提案した「3.17提案」ついて、特別に感謝の意を述べた。北京語言大学が発起人を務め、2016年12月には孔子学院提携大学連盟規約(THE CONSTITUTION OF BLCU CONFUCIUS INSTITUTE PARTNERSHIP ALLIANCE)の調印を行い、12か国・17大学が北京語言大学とともに新規のCIPAグローバル・プロジェクトをスタートさせることになった。張宝鈞教授からは、今年11月にルーマニアで連盟による第一回学術会議が開催される予定であることが報告された。

会議の最後に、李宇明書記は関西外国語大学が行っている中国語教育と中国文化普及活動分野でのイノベーションと実践を絶賛、孔子学院のさらなる潜在的発展とブランドイメージ向上に関するプロジェクト推進への期待が述べられた。また今後も孔子学院が小中学校での活動を継続し、青少年への中国語教育の充実・推進を図り、日本社会のニーズを把握しながら孔子学院のリソースを十分に活用しながら一層貢献度を上げることを希望した。

谷本榮子理事長は、「関西外大孔子学院の特色ある活動はすばらしいものであり、社会や小中学校へ積極的に出向き、より多くの若い人たちにも中国語や中国への関心・理解を深め、日中友好の“使者”を育成して両国の“友好の懸け橋”になってもらえるようにしたい」と述べた。また谷本榮子理事長は、孔子学院の中国側院長や派遣教員、ボランティア教員らの専門的教育能力の高さと献身的な活動姿勢を称賛し、北京語言大学の長年にわたる支援・協力に感謝の意を伝えた。

 
ページの先頭へ戻る