関西外国語大学孔子学院

関西地区高校生対象の「２０１７年度春期宿泊型集中講座（２泊３日）」を３月２３日から３月２５日の日程で関西外国語大学学研都市キャンパス（大阪府枚方市穂谷）で開催しました。今回の講座には、関西地区の１１高校から男女２０人の高校生を含め、関西外大生や中国人留学生ら３５名が参加しました。

緊張の初日、参加している高校生・外大生・留学生全員がみんなと関われるよう、講座ごとにグループをシャッフルしました。高校生は初対面の人たちと中国の基礎知識や簡体字のクイズに挑戦。中国語の発音に初めて触れ、「難しい～」といいながらも、留学生に正しい発音をレクチャーしてもらい、楽しく会話練習にも取り組みました。夜には、外大生のアドバイスを受けながら、他校生と協力し合って中国文化に関するプレゼンテーションを行いました。

２日目、中国語の会話練習のほか、より一層中国への理解を深めてもらうため、中国伝統工芸の「切り絵」で双喜を切ったり、京劇の「隈とり」の面を作ったりしました。最終日には、高校生たちが前日までに学んだ内容を活かして中国人留学生と外大生といっしょに作り上げたミニスキットを中国語で発表しました。本講座での最終目標である、中国語での自己紹介（名前、高校名、趣味など）と中国語でのミニスキットの暗唱発表を全員が見事にクリアしてくれました。

参加者からは「とても勉強になり、新しい自分を見つけることができました」「中国人の方のイメージがすっかりかわりました！」「協力して一つのものを作り上げるのが楽しかった」などの声が聞かれました。

なお、次回の２泊３日宿泊型集中講座は、２０１７年夏に実施を予定しています。