中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座-「少数民族(貴州省)の音楽と舞踊」を開催

2017/6/26

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、6月17日(土)と24日(土)の2日にわたり、中国文化講座「少数民族(貴州省)の音楽と舞踊」を関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センター(中宮キャンパス)で開講し、市民の皆さんに喜んでいただきました。

中国は多民族国家です。中国少数民族の音楽と舞踊には、各民族の文化的な特色を見ることができ、中国文化を構成する重要な要素です。貴州省は多くの異なる民族が住んでいる省の一つで、少数民族の割合は全人口の37.9%を占め、多彩な文化があります。今回の講座は、貴州省の人文地理の簡単な紹介と少数民族の音楽・舞踊の鑑賞、そしてミャオ族の舞踊体験の3つで構成しました。

講座1日目、美しい白族の衣装を身に着けた本学院の講師が、まず貴州の地理・気候・観光名所等を紹介し、続いてミャオ族、トン族、プイ族についても簡単に紹介しました。ミャオ族の「苗嶺飛歌」と「苗嶺的早晨」、トン族の「十二月労働歌」と「蝉」や、そしてプイ族の有名な歌「迎客歌」を鑑賞しました。講座2日目ではミャオ族の舞踊の分類を紹介した後、受講生の皆さんの前で「太陽鼓」を実演ました。優美で軽快な踊りは、ミャオ族の情熱的で善良・純朴な性格を表しています。講座の最後には、受講生の方々にミャオ族の舞踊「太陽鼓」の基本動作を披露し、一緒に楽しく練習しました。まるで貴州省の情熱的なミャオ族の村にいるようで、講座会場には笑顔と笑い声が溢れていました。

受講生の皆さんには2回の講座を通して、美しい貴州と多彩な少数民族文化を紹介しました。貴州を実際に訪れてみたい、と口々に話されている様子を見て嬉しく思いました!

 
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