中国文化活動センターからのニュース

 

2017年度第4回中国文化紹介フェアを開催-中国民間娯楽

2017/8/1

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、7月30日(日)関西外国語大学中宮キャンパス1103教室に特設会場を設け、今年度4回目となる中国文化紹介フェア「中国民間娯楽講座及び体験活動」を開催しました。日本でも中国でも生活の息吹を感じさせる多彩な民間娯楽は人々に深く愛され、生活に彩りを添えてくれます。今回の講座では全国各地から集まった高校生とその家族らに民間娯楽の魅力を紹介しました。

フェアの最初に担当講師が、中国ゴマ、太極柔力球、ハンカチ回し、七巧板(タングラム)の4つの民間娯楽について簡単に説明しました。参加者のみなさんに基本的な知識を知っていただくと同時に、中国ゴマの超絶技法や静と動が混然一体となった柔力球の模範動作、縁起物として喜ばれるハンカチ回しのビデオや七巧板のお手本の数々を鑑賞しました。いずれもとても珍しく、興味深く感じた参加者からは驚きと笑い声が起こっていました。

特設会場には4つの民間娯楽の体験コーナーが設けられました。ハンカチ回しのコーナーには多くの高校生が集合。試してみるとわかるのは、見るのと実際にするのとでは大きく違うということ。積極的に講師から回し方を“伝授”してもらっていました。パズルに興味がある高校生や保護者の皆さんが挑戦したのは、七巧板(タングラム)のコーナー。眉間に皺を寄せてじっくり考え込む人あり、思い切って試してみる人あり、7つの木片をあちこちに動かしながら、多くの人がお手本の図形を再現するのに成功していました。中でも盛り上がっていたのは、中国ゴマと太極柔力球のコーナーでした。これらに初めて触れる方が多く、思わず手が伸びて楽しげな声を上げていました。体験コーナーではボランティア教員といっしょに中国の遊びを体験しながら、「开心(楽しい)」「谢谢(ありがとう)」「再见(さようなら)」といった簡単な中国語も勉強しました。

今回のオープンキャンパスでは限られた時間ではありましたが、“中国民間娯楽”を体験しながら楽しく時間を過ごしていただきました。より多くの高校生やその家族の皆さんが中国文化をより良く理解し、中国語への関心・学習意欲を高めていただけるよう期待しています。

 
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