中国文化活動センターからのニュース
中国文化講座―「太極拳」を開催
2017/11/16
関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは11月4日(土)と11日(土)の2日間、関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センター(中宮キャンパス)で中国文化講座「太極拳」を開講しました。
冬になり屋外での活動が減るこの季節、運動不足解消のために家で太極拳をすれば、身体を鍛えて病気を予防することもできます。講座は孔子学院の王彦杰准教授が担当。中国伝統文化を代表する太極拳では、一般市民らが中国哲学と思想の理解を深め、家庭での健康増進の魅力を体験することができます。
今回の講座は実際に太極拳を体験しながら、適宜解説を加えて進めました。王先生はまず、太極拳のゆったりとした音楽に合わせながら、重心移動の仕方を実演ました。次に太極拳の「掤、捋、挤、按」の基本動作を解説し、参加者の皆さんに太極拳がどんなものか理解してもらいました。極拳の練習の重要性と取り組み方を知ってもらうために、動作と呼吸を合わせることも説明し、参加者の皆さんといっしょになって“球を抱えるような動き”、“腰を回す”、“重心の移動”、“はじめと終わりの姿勢”など簡単な動作を練習しました。これらの基本動作を練習した後は、八式太極拳の練習です。皆さんは集中して王先生といっしょに一つ一つの動作を学習しました。参加者同士でもお互いに間違っているところを指摘し合いながら、とても楽しそうに練習していました。講座の最後には、家に帰った後でも自分で練習が続けられるように、携帯電話に王先生の動きを記録して持ち帰える方もいました。
2週連続で行ったこの講座では、八式太極拳のすべての動作を紹介し練習しました。講座で学んだことが参加者の皆さんの健康維持にも役立つよう願っています。頑張ってください!