中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座―「中国切り紙制作」を開催

2018/6/12

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、6月2日(土)と9日(土)の2回にわたり、関西外国語大学インターナショナル・コミュニケーション・センター(中宮キャンパス)で中国文化講座「中国切り紙制作」を開催しました。

中国の切り紙は2009年にUNESCOの「世界無形文化遺産」に登録され、その色鮮やかな色彩、生き生きとした造形、真に迫った表現力はまさに全世界の知るところとなっています。6月2日の講座では、多種多様な写真や映像データを使い、中国切り紙の歴史や分類、切り紙の中に見える民族文化などを紹介しました。

6月9日の講座では、実際の切り紙の手法を紹介しました。切り出し方の分類や、南北によって異なる切り出し方など、基本的な切り紙の手法について学んだ後に、参加者の皆さんは花や鳥、また人物などの図案からそれぞれの好みの絵柄を選び、実際に切り紙作成にチャレンジ。講師のアドバイスのもと、各自彫刻刀を使って生き生きとした作品を作り上げました。

2回の講座を通して、参加者の皆さんには中国独特の伝統芸術である切り紙を実際に作る体験をしていただいただけでなく、世界無形文化遺産である切り紙の「匠の精神」を知っていただくことができました。参加者の皆さんは「実際に手を動かしてみたことで、容易に作れるものではないということに気づいた。制作の難しさだけでなく、辛抱強さも必要だったが、またこのような講座があれば是非参加したい。」と話していました。

 
ページの先頭へ戻る