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日中平和友好条約締結40周年記念「日本大学生友好訪中団」に本学英語国際学部代表10名を派遣

2018/9/10

 

 

 中華人民共和国駐日本国大使館、中華人民共和国駐大阪総領事館が主催する「日本大学生友好訪中団・関西分団」(協力:関西外国語大学・春秋航空股份有限公司)に関西外国語大学英語国際学部で中国語を学ぶ学生の中から10名を選抜し団員として派遣しました。

 本年は日中平和友好条約締結40周年という節目の年にあたり、今回の訪中団が組織され、北京大学での日本と中国の大学生による両国学生間の相互理解を目的とする「日中大学生千人交流大会」や中国の生活文化に直接触れ、より客観的に中国を理解することを目的としたプログラムが行われました。関西分団からは関西外国語大学をはじめ、京都大学、大阪大学、神戸大学、広島大学など西日本各地の12大学から92名の学生が選出され、8月26日(日)~8月31日(金)の5泊6日の日程で北京を訪問。

訪中団は北京を活動拠点にして、北京市内の大学見学や交流会参加、万里の長城や首都博物館、頤和園、天壇公園などの北京市内の名所旧跡の見学、京劇鑑賞、百工坊での京劇のお面づくりなどの体験活動と様々な面から中国を体験、見学。国営放送局「中国国際放送局」では、訪中団参加者の本学英語国際学部4年生玉井蓮さんがインタビューを受け、その内容が中国国際放送局のホームページで紹介されました。

 旅程の主要イベントとして北京大学で開催された「日中大学生千人交流大会」では、関西分団の学生を含む日本側からの学生500名余と北京大学、清華大学、中国人民大学、北京師範大学、北京外国語大学、北京語言大学などの中国の大学から集まった学生500名余の総勢1,000名が一堂に会しました。日中両国の政府関係者も多数出席し、日本の安倍晋三首相、中国の李克強首相からもそれぞれ祝電が寄せられました。安倍首相は祝電で「若者たちは両国の未来を担っている。双方は引き続き青少年交流を促進させて、日中友好のためにより多くの架け橋を作るべきだ(中国国際放送局日本語版より)」との言葉を寄せました。両国の伝統文化のステージ発表の後、グループに分かれて中国の大学の授業体験や討論を通じて活発に交流。関西分団の中には、今回初めて中国を訪れた学生もいましたが、英語で懸命に交流を深めている姿も。

 関西分団団長の大役を果たした本学英語国際学部3年生久保愉美さんは、「今まで生きてきた20年間で、一番有意義な1週間を過ごせたと感じました。中国の学生との交流はもちろん、違う学部、学科に所属する関西分団の学生との交流もとても新鮮で感激しました。私は昨年4か月中国に留学していましたが、今回の訪中はその時とは違う時間を過ごすことが出来たと感じています。中国は、日本のメディアで報道されているような悪いイメージはなく、人もとても温かい国です。ですが、現地に行かないとそれはわかりません。今回の訪中をきっかけに、私たちがそういった中国の良さを伝えていきたいです」と感想を述べてくれました。

 
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