中国文化活動センターからのニュース

 

第19回ひらかた多文化フェスティバルで中国文化を披露

2018/11/24

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは11月23日(金)、枚方市日中友好協会(山中卓会長)と協力し、枚方市の岡東中央公園(枚方市役所前)で開催された「第19回ひらかた多文化フェスティバル」に参加しました。

ひらかた多文化フェスティバルは、枚方市在住の外国人をはじめ留学生や国際交流のボランティアグループなどが模擬店やパフォーマンスを通じて友好を深めると同時に、市民が広く世界の文化に触れることができるイベントです。世界各国の食を楽しむことが出来る模擬店出店の他、公園の特設ステージでは様々な国の音楽や舞踊などの演目が繰り広げられました。

関西外国語大学孔子学院は、ステージで2つの演目を披露。中国人ボランティア教員と中国人留学生合わせて5人による中国古典水袖舞《吟游诗人舞》は、各地を巡る詩人の気持ちを表わした踊りです。長い袖を自在に操る様子はとても美しく、模擬店で買い物中のお客様が次々に観覧席に集まり、踊りが終わるころには立ち見の方も多くいらっしゃるほどでした。次に、特別ゲストとして中国からお招きした趙志峰さんに太極剣を披露していただきました。中国舞踊を踊った5人も太極拳の衣装に着替えて赤い扇を持ち、趙さんの動作に合わせて太極扇を披露しました。趙さんは中国国内で賞を受賞した経験があり、洗練された静かで無駄のない動きや剣を手に静止した時の姿勢の美しさが観客を魅了していました。

今回の多文化フェスティバルには関西外国語大学孔子学院で中国語を学んでいる受講者もたくさん来ていました。ステージを見た受講者は口々に「よかった」「すごく綺麗だった」と言ってくださいました。このイベントは、普段中国の文化に触れる機会のない市民の方々にも中国の文化に親しんでいただくきっかけになったと思います。関西外国語大学孔子学院は、これからも多くの市民の皆さんにより幅広く中国語や中国文化に興味関心を持っていただき、さらに日中友好の絆を深められるよう取り組んでいきます。

 
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