中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座「中国歴史映画鑑賞」を開催

2018/12/11

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、12月1日(土)と12月8日(土)に中宮キャンパス・ICCで中国文化講座「中国歴史映画鑑賞」を開催し、ご好評をいただきました。

1回目の講座では、中国のお正月映画を紹介しました。お正月映画の内容は時代の発展に伴って変化し、改革開放40年来、社会生活・流行・大衆の興味関心・流行語などそれぞれの時代を反映しており、映画から中国社会の大きな変化を見ることができます。馮小剛の作品の『不見不散(遥かなる想い)』、『没完没了(ミレニアム・ラブ)』、『手機(Cell Phone)』の3つのお正月映画を鑑賞。映画の一部分を見ながら3作品に出演し、主人公の男性を演じた俳優の葛優についても紹介しました。

2回目の講座では、馮小剛監督・葛優主演の『非誠勿擾(狙った恋の落とし方。)』シリーズの映画から近年非常に成功を収めたお正月映画『人再囧途之泰囧(ロスト・イン・タイ)』を紹介。中国は「剩男剩女(30歳を超えた未婚の男性、女性)」の増加に伴い婚活番組が人気で、『非誠勿擾(狙った恋の落とし方。)』はまさにそれを背景に撮られたものです。また、中国の旅行ブームにもマッチした映画です。参加者の皆さんは映画に見入り、興味深く説明を聞きながら、また興味がある内容説明を写真におさめたり、気になった言葉をノートに書きとっていました。映画のおもしろい場面では、大きな笑い声も。

2回に分けて行った今回の講座で、中国映画についてたくさんのことを学んでいただけたと思います。映画を鑑賞しながら、中国語も学習していただけたことでしょう。参加者の皆さんは、「お正月映画から中国社会の発展と人々の生活水準の向上、中国の流行語をより深く知ることが出来ました」と話されていました。

 
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