中国文化活動センターからのニュース

 

京都府八幡市欽明台で「中国伝統文化体験活動」を開催

2019/1/21

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは1月20日(日)、八幡市欽明台西地区自治会(京都府八幡市)と一緒に地域の皆さんを対象に「中国伝統文化体験活動」を開催しました。

八幡市欽明台西地区自治会の皆さんとは、2017年12月30日に欽明台西自治会館で開催された「新年を迎える会」にご招待をいただいたことがきっかけで友好関係を深めていて、その際に実施した中国伝統文化紹介が好評をいただいたこともあり、今年は更に内容に富んだ中国伝統文化体験活動を実施しました。

今回の体験活動は、中国民間工芸品の展示、中国茶芸体験、中国切り紙体験、中国民間娯楽体験の4つのブースに分けて実施しました。中国民間工芸品の展示コーナーでは、美しい中国結、皮影(中国の伝統的な影絵芝居)、切り紙などのたくさんの伝統工芸品を展示し、参加者の皆さんに中国芸術の美しさをより身近に感じていただきました。中国茶芸体験では、中国の伝統的な茶器に加え、茶葉の分類やお茶のいれ方や礼儀などを理解してもらいました。そして実際に中国茶を入れる過程を体験してもらい、碧螺春茶のほのかな香りと味を楽しんでいただきました。切り紙体験では、参加者の皆さんに立体的な「春」と「囍」の字の切り出し方を説明し、実際にチャレンジしていただきました。切り紙が得意な参加者の方は、更に複雑な切り紙にもチャレンジ。今年の干支「猪(亥)」にちなんで、孔子学院では様々な猪の図案を用意しました。また、中国では春節になると窓に切り紙細工を貼る習慣があることを紹介すると、参加者の皆さんも「自分の作品をお祝いの象徴として窓に貼っておきたい」とおっしゃっておられました。中国民間娯楽体験は、お子さん連れの方に大変好評をいただきました。中国ゴマや太極柔力球、羽けりはあまり日本人にはなじみのない遊びですが、遊び方の説明を聞くと上手に真似ながら楽しんで挑戦されていました。お子さん連れの方が子供さんに付き添いながらチャレンジされる姿で会場はとても賑やかな雰囲気になり、楽しそうな笑い声であふれていました。

体験活動はたっぷり3時間。あいにくの天気ではありましたが、欽明台西地区自治会の皆様はとても温かく、それぞれの体験活動にもとても積極的に参加くださり、イベントとして行っていたスタンプラリーもとても楽しんでおられました。多くの参加者の皆さんから、「今回の活動でより中国文化の魅力を感じ取ることができ、中国や中国語も学んでみたいという気持ちが湧いてきた。次回も参加したい」とのお言葉をいただきました。

今回このような貴重な機会をいただいた欽明台西地区自治会の皆さん、ありがとうございました。

 
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