中国文化活動センターからのニュース

 

あすたいむセミナー「中国茶芸体験」講座を開催

2019/2/13

 

 

関西外国語大学孔子学院は2月12日(火)、地域情報誌の発行等を手がける(株)関西ぱどのコミュニティクラブ「地球時間あすたいむ倶楽部」で「中国茶芸体験」講座を開催しました。

 中国ではお茶を好み、茶葉の分類や茶器の選別や使用、お茶をいただく上でのマナーなどを重んじています。今回の講座はまず中国茶の歴史や種類についての簡単な説明からスタートしました。続いて中国茶器の名称やそれぞれの使用方法を説明し、参加者の皆さんに実際に茶器を使いながら体験をしてもらいました。茶器について勉強した後は、講師がジャスミン茶や工芸茶、鉄観音茶のいれ方を実演しました。「三龍護鼎(三本の指で茶杯を持つこと)」や「叩指礼(指で机をたたいて謝意を表すこと)」など、中国茶を楽しむための作法のいくつかも紹介しました。参加者の皆さんは「温杯(茶杯を温める)」、「置茶(茶葉を入れる)」、「注水(湯を注ぐ)」、「出汤(抽出する)」、「分茶(お茶をそれぞれの茶杯に注ぐ)」の各ステップの説明を聞き、上手に真似ながら体験しました。お茶が入ると会場には称揚の声が上がり、試飲された後には次々と「おいしい!」という感想が飛び交っていました。講座の終わりには、皆さんに自宅でも中国茶を楽しんでいただけるよう、孔子学院から中国茶をプレゼントしました。

茶芸体験活動を通して中国の文化、伝統に対して更に興味関心を深めることができたのではないかと思います。また、今回の講座が関西外国語大学孔子学院で中国語を学習したい、もっと中国文化の体験を通じて理解を深めたいと思うきっかけとなれば幸いです。

 
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