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第10回関西外国語大学孔子学院理事会を開催

2019/3/30

 

 

3月29日(金)午後、関西外国語大学孔子学院の第10回理事会が、双方向の遠隔会議の形式で日中両国をつなぎ開催された。本学谷本榮子理事長(孔子学院日本側理事長)、北京語言大学倪海東書記(同中国側理事長)、靳衛衛教授(同日本側院長・理事)、陳軍准教授(同中国側院長・理事)、本学短期大学部副学長谷本和子教授、北京語言大学国際教育管理処陳麗霞処長、関西外国語大学孔子学院賈卉前中国側院長、戸毛敏美孔子学院参事、吉川佳孝孔子学院事務局長、北京語言大学孔子学院工作処夏泉プロジェクトマネージャーらが出席した。

理事会では「関西外国語大学孔子学院2018年度事業報告」「関西外国語大学孔子学院2018年度経費決算」「関西外国語大学孔子学院2019年事業計画及び経費予算」について審議し、すべて異議なく了承され、可決した。

谷本榮子理事長は、「中国国家漢弁及び北京語言大学による不断の強力な支援を受け、2019年度には創立10周年の節目を迎える。本学孔子学院はここまで大きく発展できた」と感謝の意を述べた。また「10周年を記念し実施を計画している北京語言大学孔子学院提携大学連盟フォーラムや北京語言大学芸術団公演などの事業活動では、北京語言大学からの一層の協力を得て成功に導きたい。倪海東書記にはぜひ来日願い、ここまで立派に成長した関西外国語大学孔子学院をご覧になっていただきたい」と伝えた。靳衛衛院長は、関西外国語大学孔子学院創立当初からの特色である西日本地区中国語教員養成研修とHSK(漢語水平考試)の発展的実施が2018年度も成功裏に終わり、日本において大きな影響力を有していると説明。加えて、中秋節や孔子学院デー、HSK中国留学・就職フェア(孔子学院本部/国家漢弁漢考国際との連携事業)といった大規模な活動が円満に、かつ高い評価を受けて終了できたことを報告した。

倪海東書記はこれら多くの活動に取り組む関西外国語大学孔子学院を称賛し、「谷本榮子理事長の強力なリーダーシップのもと、靳衛衛院長をはじめとする教職員が一致団結した取り組みの成果である」と絶賛。「関西外国語大学孔子学院は世界的にも評価の高い孔子学院である。今後も引き続き、両大学間で相互補完と協働を推進・強化する。孔子学院のプラットホームを活かした活動を展開することによって日中両国をはじめ、よりグローバルなレベルでの教育、学術、文化の交流に貢献できると信じている」と述べた。

最後に谷本榮子理事長は中国側院長やボランティア教員らの献身的な活動姿勢を称賛し、また孔子学院の教育研究レベルの向上と多国間の大学交流のさらなる促進を約束し、拍手で散会となった。

 
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