中国文化活動センターからのニュース

 

2019年度第1回中国文化紹介フェアを開催-中国茶芸

2019/5/12

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは、5月12日(日)、関西外国語大学中宮キャンパスで各地から集まった高校生とその家族らを対象に、中国茶芸をテーマに2019年度第1回目の中国文化紹介フェアを開催しました。初夏のような陽気とそよ風の中、多くの方が漂うお茶の香りに引き寄せられ、会場を訪れました。可愛らしいパンダのぬいぐるみ、優雅な茶席、会場に広がるお茶の香り、ゆったりと流れる中国楽曲など会場の至るところに中国らしさがちりばめられていました。

まず中国茶の歴史と中国茶の六大種類を紹介しました。参加者の皆さんもすぐにそれぞれの茶葉の特徴を理解され、茶葉クイズもすべて正解されていました。続いて参加者の中からお二人に前に出てきてもらい、蓋碗を使って3種類の代表的なお茶をいれてもらいました。茶器をあたためる「温杯」からはじまり、茶葉を投入する「置茶」、茶葉を洗う「洗茶」、香りをかぐ「闻香」、お茶を分けて注ぐ「出汤」、お茶をふるまう「敬茶」のすべての行程を、講師のお手本を参考にしながら体験してもらいました。会場には清新なお茶の香りが漂い、参加者の皆さんはお茶を賞味しながら講師のアドバイスをもとに「三龙护鼎(3本の指を使って茶杯を持つ方法)」での茶杯の持ち方や、指で感謝の意を示す合図も体験し、中国茶文化の中に含まれる中国式の礼儀作法についても学んでいただきました。講座終了後も参加された高校生とその家族らは、まだしばらく中国茶の魅力の余韻に浸っている様子でした。

孔子学院の中国語教育と中国文化推進活動は、関西外国語大学の特徴の一つとなっています。今回の中国文化紹介フェアにおいても、高校生の皆さんの中国語と中国文化への興味、関心を高めることができました。今後多くの高校生が中国語を学び、中国の文化、歴史、社会への理解を深めることができればと期待しています。

 
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