中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座「夏の中国健康法」を実施

2019/6/25

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは6月15日(土)と6月22日(土)の2週にわたり、中宮キャンパス・ICCで中国文化講座「夏の中国健康法」を開催しました。ちょうど暑さが厳しさを増してきたタイミングでもあり、参加者の皆さんには中医養生について学習していただき、そして夏の健康運動を実際に体験していただきました。

講座では、まず季節に順応していくための理念「春は肝を養い、夏は心を養い、秋は肺を養い、冬は腎を養う」について説明し、夏の養生では心を養うことが重要であると強調しました。飲食、着衣、日常生活やツボ押しなど、様々な方面に養生への道が隠れています。参加者の方々は、講師の指導でみんな一緒にツボ押しにチャレンジ。合谷、曲池、足三里、天枢の4つのツボを指圧し、夏の午後のだるさを吹き飛ばすことに成功。

その後は、中国で有名な気功「八段錦」にもチャレンジしていただきました。一見軽やかでなめらかな動作に見えますが、実際は全身の気を結集しなければなりません。その他にも現在中国でとってもポピュラーな「地书(体を動かしながら、水で地面に字を書く)」と「柔力球」も体験していただきました。書道と健身の巧みな結びつきや、筆をリズミカルに動かす様、柔力球とラケットがついたり離れたりしながらしなやかに動く様、そしてそのしなやかさの中にある力強さなどを感じ取っていただくことができました。簡単な運動の効果てきめん、参加者の皆さんにはたちまち活気が溢れてきた様子でした。

その他にも、夏の養生にぴったりの食材で火照った体を冷やす効能がある、玫瑰、クコの実、黄菊、竹葉などを浮かべたお茶も用意し、味わっていただきました。お茶を味わった参加者の皆さんは、「いいね!」のポーズでその美味しさを表現していました。

 
ページの先頭へ戻る