中国文化活動センターからのニュース

 

中国文化講座「中国書法の鑑賞と制作」を実施

2019/10/21

 

 

関西外国語大学孔子学院中国文化活動センターは10月19日(土)、中宮キャンパスICC(インターナショナル・コミュニケーション・センター)で中国文化講座「中国書法の鑑賞と制作」を開催しました。

受講者の皆さんは「漢字文化圏」の国の一つに住んでいるので書法について馴染みはありますが、中国書法の継承や進化についてはやはり説明が必要です。日本の書道と中国の書法について歴史的関係から紹介し、続けて8種類の書法の形式の特徴について解説しながら実際に書法を体験してもらいました。

今回の講座では、特に篆書と隷書について詳しく説明しました。この2つの書体は歴史が長く、筆画は粗くて力強く自然な重みの美しさがあります。書法の体験では、思い思い自由に書を書きながらも、中国書法の芸術的魅力を感じていただいたようです。

最後に、篆刻の印章について説明しました。小さな中に大きな世界があるこの印章は、中国書法体系の中でも独特なものの一つです。参加者の皆さんは嬉しそうに自分が書いた作品に篆刻の印章を押していました。

 
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