留学

留学のポイント

英語国際学部の学生は2年次に原則全員、各1学期間の英語留学・中国語留学に参加します。
1年次に培った基礎学力をベースに、海外経験を通して、実践的なコミュニケーション能力、異文化理解力、国際理解力を身につけ、グローバル人材としての基礎を確立します。

留学期間を含む計4年間で国際人としてのスキルを身につける

1年次から2年次の留学に向けて、単に語学力や知識の習得だけでなく、留学への心構えや異文化を理解することで、留学の機会を最大限に生かせるよう準備することが大切です。また留学から帰国後、さらに知識や国際感覚を向上させることにより、4年間を通して国際人としてのスキルを身につけることになります。

1年次 留学に備えて、英語力+中国語力を集中的に鍛えます。

1年次には週8回(各90分)の必修科目で効率的に基礎固めを行い英語を徹底強化、週4回の中国語の授業をあわせて2年次以降の留学に備えます。さらに、語学の学修に加えて、社会経済や国際関係などについても学び、事前に異文化に対する理解を深めます。 また、1年次から留学説明会やワークショップなどを開催し、留学に対する心構えや準備などについて説明します。

2年次 各1学期間の語学留学
英語圏:英語圏へ留学。コミュニケーション能力を磨きます。

留学先大学では、英語を集中的に学ぶプログラム(Intensive English Program)に在籍し、週20~25時間の集中講座で英語運用能力を徹底的に磨きます。クラスは、到着後のクラス分けテストで決められるので、自分のレベルにあった英語学修が可能です。
また、将来のキャリアにつなげるためには、語学学修「+α」を身につけることも大切。ボランティア活動や大学内で開催されるイベントにも参加し、世界各国からきている留学生たちと積極的に交流し、自分ならではの「+α」を探してみましょう。

中国語圏:英語圏に加えて中国語圏へも留学。さらに世界が広がります。

英語圏への留学に加えて中国語圏(推奨)への留学も可能です。ほとんどの大学で、授業は午前中に行われるため、午後は、書道や水彩画などの「伝統芸術」に触れたり、経済発展目覚ましい中国の「実状」を体感するなど、本当の中国の姿に触れてみてください。

留学先大学は英語圏・中国語圏の協定校から。

留学先大学は、世界に広がる協定校のうちアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド・中国などの大学から決定します。
※受入れ先大学の都合により留学派遣対象大学は変更になる場合があります。

ウェストフロリダ大学

コロラド州立大学

カルガリー大学

アデレード大学

ワイカト大学

上海外国語大学

3・4年次 留学経験を生かして卒業後につながる学びを深めます。

留学で磨きをかけた語学力をさらに実践的にブラッシュアップ。留学先で得た経験や知識を実践的なキャリア科目などで深め、世界を舞台に活躍できる真の国際人をめざします。

留学体験記

英語留学

北野上 知幸くん

国際言語学部国際言語コミュニケーション学科3年
兵庫県立津名高校出身

留学先:U.S.A. スノー大学
学んだ分野:英語

スノー大学の授業では、積極的に英語で質問する外国人留学生に囲まれ、その中にうまく参加できずに辛い思いをしました。一変したのは、大学のサッカーチームに入れてもらってから。国際的なメンバーとともにプレーして友人が増え、コミュニケーションも取れるようになったのです。こうなると、もっと英語を話せるようになりたいという思いが強くなり、できるだけ外国人留学生やアメリカ人の友人たちと過ごし、英語で話そうと心がけました。
しばらくすると、彼らから「英語が話せるようになったね」と言われ、自分でも成長したのがわかりました。日本とは違った環境で、留学先で集中して学べば、苦しみが楽しさに変化すること間違いありません。勇気をもってチャレンジしましょう。

中国語留学

青石 真子さん

国際言語学部国際言語コミュニケーション学科 2014年3月卒
兵庫県立生野高校出身

留学先:中国 北方工業大学
学んだ分野:中国語
就職内定企業:西日本旅客鉄道株式会社

留学先は、北京の北方工業大学。戸惑いもありましたが、現地学生のフォローもあって生活にはすぐ慣れました。壁は、やはり語学力。思いが伝わらず、もどかしい日々が続きました。スピーキング、リスニング、精読、読解、作文の5科目とも、授業はすべて中国語。難しかったですが、もどかしさはどんどん消えていきました。授業以外でも、中国人の学生とともに過ごす時間を増やし、発信力も聞きとる力も自然にアップ。帰国後にHSK5級を取得し、留学の成果を実感しました。
1年後、再び北方工業大学で日本語教員インターンシップを経験。卒業後は、鉄道会社で中国語の案内ができるようになるという夢に向かって頑張ります。

主な留学先と費用

主な留学先と費用は以下のPDFをご確認ください。留学先の希望は出せますが、最終的には本学が決定します。

参考資料:留学先と費用