
底削りのおわった作品をロクロの中心に据え、飛びカンナを軽く持ち、親指で押しつけるように削ります(写真1-1)。カンナがうまく飛ばないときは、刃のあたる角度を変えたり、カンナの曲がりを少しきつくしたり、ゆるくしたりしてみてください。ロクロの速度、刃のあて方、刃を下にずらしていく早さなどによってとび方が変わりますのでいろいろためしてください。写真の作品は刃をゆっくりおろしましたので、削れたあとが少しずつずれるように重なっています(写真1-2)。素焼きのあと黄瀬戸、織部、青磁などの透明系で薄めの色の釉薬を掛けて焼きます。


化粧土をロクロを回しながら均一に塗ります(写真2-1)。化粧土が本体の素地と同じくらいに乾いたら飛びカンナで削ります。写真の作品は、前のものに比べるとカンナをはやくおろしています。そのため削れた跡がかさなっていません。1のときと同じようにロクロの速さなどを変えていろいろためしてみてください。釉薬は透明か、透明系の薄い色のものを使います。


地模様のときの要領で先に飛び鉋で削っておきますが、あとで表面を削りますので、少し深く削れるように強めに押しつけるように鉋を飛ばします(写真3-1)。化粧土を塗るときは、先に刷毛で表面をたたくようにして、窪みの奥まで化粧土を塗ってからロクロを回し、厚めに化粧土を塗ります(写真3-2)。普通の削りのときより少しかために乾かし、鉋の刃が飛び鉋の跡と平行にならないように少し角度をかえて、少しずつ表面を削り落とします(写真3-3)。削りすぎないように模様のでかたをチェックしながら削りましょう。また、作品が少しゆがんでいるときは、一部分だけ削れすぎますので、適当なところまで削れたらあとはロクロをとめて、手で少しずつ削ります。
