関西外国語大学

外国語学部 国際日本学科

COLLEGE OF FOREIGN STUDIES
School of Japan Studies and Global Communication

英語と日本語の実践力を養い、
文化や教育を通して日本と世界をつなぐ力を養成。

英語・日本語の優れた運用能力と、文化・社会や教育に関する知識を養い、学生一人ひとりの志向にあった実践力を身に付けていきます。国内の外国人材が増えているいま、職場や地域コミュニティで彼らをサポートする人材が求められると同時に、日本語教員や日本の伝統文化、ポップカルチャーを世界に発信する人材は不足しています。こうした社会状況を踏まえ、登録日本語教員や国語教諭の資格取得をめざす人材や、日本の魅力を海外に発信する人材を育成します。

高度な英語運用能力を身に付ける

グローバル社会で求められる、実践的な英語運用能力を身に付けるため、習熟度別の少人数クラスで、英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)を伸ばしていきます。1・2年次は週6回、英語の授業を受講するほか、専門選択科目として言語学研究や漢文学概論、日本語教授法など、国語や日本語教育に関する授業も多数開講。英語と日本語の専門性を深め、広く国際社会で活躍できる高度なコミュニケ―ション力を身に付けます。

企業でも求められる「日本と世界をつなぐ」人材

増加する国内企業の外国人材や、その家族との共生を支える人材の必要が高まっています。同学科では、一般企業や教育・行政の現場で求められる「英語・日本語の優れた運用能力を備え、広く文化・社会に精通したグローバル人材」を育成。企業や地域コミュニティの「国際化」に貢献する素地を養います。

【日本の魅力を海外に発信】

日本の伝統文化から現代文化(マンガ、アニメ、ファッション、音楽などのポップカルチャー)までを幅広く学修。その知見と身に付けた高い英語運用能力を活かして、海外から注目を集める「日本文化の魅力」を世界に向かって発信できる人材の育成をめざします。

登録日本語教員や国語教諭を養成

現在、日本語を母語としない人に日本語を教える教員が圧倒的に不足しています。2024年4月には、「登録日本語教員」という新しい国家資格も誕生。本学科はこうした社会的ニーズに応え、登録日本語教員養成機関として、高度な英語運用能力と日本語の専門知識を併せ持つ日本語教員を養成します。学科独自の留学プログラムである「グローバル・リエゾン留学」では、英語で学士課程の科目を履修するとともに、日本語教育推進と日本語学習者の支援活動なども体験。また、本学に留学している外国人留学生や地域住民の日本語学習支援プログラムなども実施する予定です。

2025年度より
国家資格登録日本語教員
登録日本語教員養成認定機関に!

中学校・高等学校教諭( 国語 )が
取得可能

本学科では、中学校・高等学校教諭一種免許状(国語)の取得も可能です。グローバル化する教育現場に求められる日本語・英語の運用能力、さらに国際感覚を備えた教員を育成しています。

日本語教員の実践力を養う「日本語インターン留学 」

日本語教員養成課程を修了した学生を対象とした「日本語インターン留学」もあります。本学卒業後、日本語教育を行っている海外提携大学に1年から2年間留学し、現地で日本語を教える教員のアシスタントを担当。その報酬として留学先大学において授業を受講し、語学力を磨き、教養を深めるユニークな留学プログラムです。

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国際日本文化論

鵜島 三壽 教授

国際日本文化論

比較文化論的アプローチを用いて
日本の文化・社会・歴史について学修する

日本の文化・社会・歴史など、各回にテーマを設けて幅広い分野について学修していきます。諸外国の文化・社会・歴史などとの違いにも注目し、比較文化論的アプローチを用いながら、異文化理解力、高度な国際感覚を身に付けていきます。グループワークやプレゼンテーションも行い、日本の文化および社会について、効果的に発信できる力を伸ばします。

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日本語教授法A

福池 秋水 准教授

日本語教授法A

日本語教育の基礎知識を学び
将来に役立つ力を身に付ける

日本語を教えるための基礎的な知識や心構えを学ぶ科目です。日本語教育とは何か、日本語教員の役割とは何かということから始め、シラバスデザインやさまざまな外国語の教授法、誤用への対処方法など幅広い範囲を学修します。日本語教師をめざす人はもちろん、それ以外の人にも、これからの多文化社会に必要な力が身に付くような授業をめざしています。

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