教職サポート

教職教育センター

関西外大には、教員をめざしている学生を専門に指導・支援する「教職教育センター」があります。教職教育センターは、教員養成に関わる支援のほか、教育委員会や小・中・高等学校と連携して教育現場が抱える課題を研究し、教育全般の推進に貢献していくことを目的としています。

特に将来、小学校の教員として活躍するためには、在学中にさまざまな取り組みに挑戦し、多くの経験を積むことが大切です。教職教育センターでは、教職インターンシップやボランティアの派遣をはじめ、多くのプログラムを実施。また、教育実習や介護等体験、授業に関する指導・支援も行っており、学生が不安に感じていることがあれば、気軽に質問、相談できる体制を整えています。

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教員採用試験対策

中学・高等学校の英語教員の採用数で高い実績を誇る関西外大では、小学校教員の「採用試験対策」についても、充実した支援体制を整えています。採用試験に合格するための対策講座では、教養講座、面接、模擬授業、討論などの指導を行っています。各講座は、教員採用試験の一次試験、二次試験のそれぞれに対応し、専門教員がきめ細かに指導。また、本学独自の「教員採用試験対策宿泊セミナー」(合宿)も行っており、現職教員として働く本学の卒業生や、採用試験に合格した先輩たちと情報交換する機会も設けられています。

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学生人材バンク派遣事業

関西外大では、地域社会の国際化、活性化を図るため「学生人材バンク派遣事業」を行っています。これは、教員をめざす学生を支援する取り組みでもあり、学生は「学生人材バンク」に登録することで、大学内外で実施される教職に関するさまざまなイベントやプロジェクトに参加することができます。各イベント・プロジェクトは、教育委員会や学校からの依頼で行われるもの、関西外大生だけができるユニークな企画などさまざまです。

【教職インターンシップ(KTAP)】

小・中・高等学校などで、ボランティアとして実際に教育活動に携わるプログラムです。活動内容は、学校行事・特別活動・課外活動の支援、児童生徒の個別学習支援、学校現場における業務補助などがあります。学生は、学校現場での継続的な教育活動を通して、実践的に学習する機会を持ち、教職への理解、志向を高めることができます。

【子ども大学探検隊】

学園都市ひらかた推進協議会から依頼を受け実施しています。枚方市内在住・在学の小学4〜6年生、及び中学1〜3年生対象。関西外大の学生や留学生と一緒に話をしたり、英語を使ったゲームや歌を歌ったり、いろんなことに挑戦しています。本学の施設や教室を見学したり、食堂でごはんを食べたりと、大学生の一日の生活を体験することもできます。

【English Camp】

高校からの依頼に基づき実施しています。英語で行うゲームや英語でのプレゼンテーションなどを通して、高校生が関西外大の学生や留学生とともに、英語のみを使う環境で1日を過ごします。

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ICC(インターナショナル・コミュニケーション・センター)

全面ガラス張りのICCは、自然採光で明るい建物。小学校教員コースの拠点であり、最新設備が整っています。ウッドデッキの中庭が天然素材の温もりを伝える一方、教室やオープンスペースには電子黒板などを備えています。グループ学修やプレゼンテーションなど、外大生と留学生がともに学び、交流を育む教育空間です。

【教員をめざす学生の、充実した学びの場】

ICCの1階には教員をめざす学生をサポートする「教職教育センター」を配置。各階には理科実験室、音楽教室、書道・図工教室、家庭科教室などの専門教室を完備し、小学校の学習指導要領で定められた実験や実習を行うことができます。

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文部科学省による教職課程実地視察で高い評価

2011年12月19日、教職課程の認定を受けた大学において、教育水準の維持・向上を確認するため、文部科学省中央教育審議会による教職課程認定大学の実地視察が行われました。2011年度は全国45大学で実地視察があり、「特色を活かした取り組み」を特筆した5大学のひとつに本学が取り上げられました。

カリキュラム編成や教職教育センターが十分に機能していること、英語教育の地域貢献など質の高い教員養成をめざしていることなどが高く評価されました。また、本学に対する個別の報告では「教育課程の充実ぶりと、質の高い教員の養成への熱心な取組は大いに評価できる。」ときわめて高く認定されました。

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大阪府・大阪市教育委員会と協定を締結

本学の教職教育センターは、大阪府・大阪市教育委員会をはじめ、枚方市、寝屋川市、門真市、守口市、堺市、神戸市、京都市など、数多くの自治体教育委員会と包括的な協定を締結しています。協定に基づいて、学生を各地域の小中学校へ派遣し、児童生徒の学習をサポートする一方、現職教員を対象として英語研修を本学が実施するなど交流を図っています。教育委員会や小中学校などと連携していることで、学生は在学中に学校教育に関する様々なインターンシップやボランティアを経験することができます。